2020年2月25日、晴。ぽかぽか陽気にさそわれ、久しぶりに近くの久山城山に散歩。標高は100mに少しとどかない山だ。
南側の久山台団地から眺めるとこんな形の山だ。
踏切からまっすぐ伸びる参道を進む。
鳥居をくぐり神社の境内へ。黒い被いの下は土俵だ。
神社境内の右手から城山への道がある。山全体が久山城山公園のようで、諫早十二支公園のひとつで「戌」の公園だ。
木々に囲まれた緩やかな木段を薫風を感じながら登って行くと、
途中の樹木が伐採されていて、明るくて気持ちが良い。
山頂すぐ手前から、南側に久山台団地と井樋ノ尾岳が望める。
神社から5分ほど登っただけで広々とした山頂の広場に着く。山頂には五穀守護神が祀られている。
山頂から西を見下ろすと、何かスッキリした感じがする。少し下るとコンクリートの道が出来ている。
スッキリしたのは道のために伐採されてしまったからだ。この道は何処から来たものかと早速偵察に下る。
50mほど下り右に曲がると、宝くじの助成を受けて桜の植樹をしたみたいだ。桜の植樹は良いが、このコンクリートの道には幻滅だ。せっかくの里山が台無しだ。
曲がり角の林の中をよく見ると、黄色いソフトボール大のハッサクが鈴なりだ。高く伸びた木だから耕作放棄されたものだろう。道の工事で一部は伐採されている。
1つもいで食べるとスッパイ中にわずかな甘みも。苦味は全くない。
道は一部未舗装のところもある。
200mほど下ると、大村湾側の久山港造成地を見下ろす場所に出た。
さらに下ると、久山城山の北側の細い車道に出た。新たなる発見だ。
地形図では山の北側は埋立中になっているが、現在は立派な野球場、スケートボード場、フットサルグラウンドなどが稼働している。
畑には菜の花が彩を添えて春を感じさせる里山歩きを満喫した。一方で花粉症がつらい。