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登山と車旅

多良山系 2021.03.07 多良岳 西岳 笹南峰 笹岳 舞岳 マンサク観賞

2021年3月7日、日曜日、曇のち小雨。金曜日から天気予報とにらめっこだ。日曜日の山行を中止にすべきかどうかと悩む。鹿島や太良と北に行くほど良いので実施した。歩くルートは黒木から多良岳、西岳、笹南峰、笹岳(ピストン)、舞岳と左回りの行程だ。

今日はぐずつき模様だからP2の駐車場に止めることが出来た。8時6分出発。
八丁谷までは先週と同じだ。8時30分に八丁谷に着く。
植林のこのルートで金泉寺に向かうのは久しぶりだ。

途中、木々の間から舞岳を見る。経ヶ岳は雲に覆われている。
9時4分水場に着く。

9時36分西野越、9時48分金泉寺と曇り空の下、順調に登り、金泉寺で大休止。小屋の中の薪ストーブが暖かい。

10時18分国見岳との分岐まで登ると、咲き誇るマンサクの出迎えだ。
太良権現に着いて、何時もなら前岳に向かうのであるが、今回は眺めるだけで往路を戻る。


役行者へ下る石段上から、これから向かう西岳を眺める。

11時10分西岳に着いて、国見岳・太良権現を眺める。落葉のこの時期ならではの眺めだ。
西岳から木々に掴まりながら、滑り易い急坂を下る。木の葉に隠れた濡れた木の根も滑り易いから要注意だ。西岳を下り終えて、空も持っているから、笹南峰へも登れそうなので踏み跡をたどり向かう。10分もかからずに登れるピークなのだが、足場が悪いから、南峰に登る人は少ない。ほとんどが東側を巻く。

左に切れ落ちた斜面を、立木に掴まり、浮石に注意して、木々の間をぬって、狭い山頂に11時41分着く。
山頂から笹岳を眺める。左後方は経ヶ岳(左)、タワラギ山。

山頂から笹岳との鞍部に下る側も大変足場の悪い急斜面なので、油断はできない。一難去ってまた一難の上り下りだ。

鞍部に着いて、笹岳へ。ここは取付き部分の10mほど崖の淵を登るので要注意だ。

ここを抜けるとロープの急斜面が現れる。

その後も山頂まで、わずかな距離ではあるが滑り易い急坂だ。
11時56分、笹岳の頂に着く。本日の登りはほぼこれで終了だ。

鞍部に戻ると、小雨は葉音が聞こえるほどに降り始めた。樹林の中で雨を避けて昼食。ここのマンサクも真っ盛りだが、多良権現に比べると数が少ない。中山越に12時48分に着いて経ヶ岳に向かい、すぐに左の舞岳への道を取る。
13時6分舞岳に着いて急坂を下り、数分も歩くと、痩せ尾根の展望地に着く。
今登って来た、西岳、笹南峰、笹岳の3兄弟が指呼の間だ。笹南峰の後ろに国見岳・太良権現が重なる。

ここからしばらく下ると、13時24分展望岩に出るが小雨では景色は語るに及ばず。さらに数分も下ると、鎖場に着く。3兄弟の斜面に比べれば鎖もあり安心だが、雨で滑り易いから慎重に下る。このような鎖場、ロープ場ではUさんが「支点間には一人よ」と必ず声かける。良いことだ。
続いてロープ場の下り。ここは木の根が滑り易い。
592のピークからしばらく下ると東側の斜面が崩れていて、工事中のトラロープが張られている。

14時23分登山口まで下ると、この工事は下から続いているようだ。砂防堤でも作るのであろうか。舞岳からの長い長い急坂も無事下り終え14時40分駐車場に下山。レインウェアの下を着るほどの雨にならなくてよかった。
今日の行程、
P2駐車場8:06-8:30八丁谷8:32-9:04水場9:08-9:36西野越-9:48金泉寺10:02-10:18太良権現10:37-10:55役行者-11:10西岳11:15-11:30鞍部-11:41笹南峰-11:50笹岳鞍部-11:56笹岳12:05-12:09笹岳鞍部(昼食)12:28-12:48中山越-13:06舞岳-13:24展望岩13:31-13:36鎖場-14:23登山口(大払谷への道チェック)-14:40P2駐車場
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