人気のない場所はどこだ…。
嘘だ、そんなはずはないと言い聞かせながら走った。しかし、走れば走るほど嫌な予感がする。何かが内ももに当たるのだ。いや、内ももというより太ももだろうか。
息を切らしながら服を脱ぐ。
目の前にあるのは紛れもなく”アレ”だ。
股間から胸まであり、腕ほどの太さの”アレ”だ。”アレ”の大きさは大きい方がいい。”ソレ”も大きくソフトボールより大きい。
正直、嬉しい。
しかし、現実的な大きさでは無い。
「これは夢だ。嬉しい夢だが、起きるしかない。」
そう思ったが、どうしたら起きられるのか分からない。
頬をつねったり叩いたりしても、痛いだけ。
他にも色んな事をしてみたものの、やるだけ無駄だった。
「ここは夢じゃない、現実だ…!」
これからどうしたらいいのか…
そうだ、まだ何も食べてない!
私は食べ物を探しに歩き出した。