先ずは・・・能登半島の水害はニュースを見て知りましたが、自然災害と言う方もいらっしゃれば、震災復興がされてなかった故の人災と仰る方も居る様で。確かに震災からの町並み復興で、川辺(水際)整備が先にされていたなら河川から被害は弱まってたのかもしれません。しかし山手は地震で一度地盤が緩んでおり、こればかりは人の力で何とか出来る物ではない為、予想外の雨量に見舞われると土砂崩れの可能性は避けられなかったとも思いますので、若干人災含む自然災害と個人的には思っております。こんな自分の様な人間が被災地に何が出来る訳でもないですが、現地の方々には心からお見舞い申しあげますとともに、皆様のご無事と一日も早い復興をお祈りいたします。
近年の震災や豪雨災害が報道される度、息子には東海で大震災が起きた場合、半分壊れかけてる身の親の命より、自分が五体満足で生き残る事を第一に考え、助かった友や他生存者と共に、日々助け合いつつ被災復興生活を送る様に言い聞かせております。災害や震災経験はトラウマになるとは思いますが、その辛さや苦労を乗り越えた先には、困難に立ち向かえる屈強な精神が宿ると信じたいです。
では・・・2024夏ドラマの前に、最近見逃し配信で観たスペシャルドラマの個人的主観感想です。
【欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~】こちら・・・放送後に(最近)欽ちゃんが「自分のドラマが作られるのを知らなかった」と話してた動画を見て、見逃しで家事の合間に見た24時間テレビスペシャルドラマです。24時間テレビ自体(寛平ちゃんがマラソンチャレンジした後から)観なくなり久しいのですが、24HTVのドラマって身障者を題材にしたドラマ(何年前って言われるかな?)ばかりじゃないんだ・・・と初めて知りました。物語は欽ちゃんの下積み時代から始まり、奥様になられた澄子嬢とどの様な形で出会い、彼女がどの様な形で欽ちゃんの支えとなり、又、支えたのかを綴った、奥様あっての自分と言う欽ちゃんの人生を画いております。滅茶苦茶泣いた訳ではありませんが、欽ちゃん番組観て育ってきた自分故、欽ちゃんの人柄が伝わる、幸せってこういう所だよなぁ~とも考えさせられた、こんな時代だから戦争のない平和の良さが伝わる物語でした。
【終わりにみた街】こちら9/21に放送されたスペシャルドラマです。これは最後まで観ると今の時代故に滅茶苦茶怖くなるドラマでしたね。ネタバレになりますが、終わりにみたって・・・人生最期っ意味かい?って感じで・・・主人公家族が戦時中の東京に家ごとタイムスリップし、同じくタイムスリップした知人親子と共に、東京空襲を生き延びてから現代に戻る手段を考えるつもりだったのかは不明だが、戦時中東京での生活が始まるんですよ。大人は自分の時代の歴史と善悪を忘れる事無く過ごすのですが、子供達の順応性は高く戦時中の国民意識に染まっていき、日本が勝つために努力しない親を叱咤する始末。その中で一人若返った様に生き生きしていくのが、唯一の戦争経験者である主人公の認知症だった母親。この母親、同じタイムスリップした親子の息子が初恋の相手に似てる(初恋相手の孫だから当然)でホの字。で、恐らくキーとなるのはこの母親と息子だったのかなぁ~?って感じで、知人息子氏が戦争で亡くなった初恋相手の生まれ変わり(年数的に輪廻転生は無理と思うが)だとしたら、その息子が物語中に「歴史を変えて日本が勝利すれば良い」みたいな事言い放つのも納得。ドラマ観る前は東京大空襲日に現代に戻り、そのタイムスリップでの経験をもとに脚本家の主人公がドラマ作るのかと思えば、タイムスリップで経験した全てが現代と繋がってた様な結末。物語各詳細設定上の回収がされてない気もするが、平和ボケした現代人が空襲経験をして戦争の恐怖を知ると言う案は中々の物で、色んな観点から戦争の恐怖を感じ取れる作品でした。
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