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槍ヶ岳・飛騨沢ルート(槍平小屋~飛騨乗越)の登山道状況をお知らせします。なお、新穂高~槍平小屋間の登山道は7月17日現在、滝谷渡渉部を含めて平常通り通行出来ます。
槍平小屋上部、中の沢(標高2130m付近)の雪渓が登山道を覆っていますが、平坦な場所なので通行に支障はなく、軽アイゼンの必要もありません。また、現在飛騨沢ルートで雪を踏む場所はここだけで、これより上部は槍ヶ岳まで雪を踏まずに通行できます。標高2250m付近の最終水場での給水も可能です。
標高2330m付近。降り続いた雨の影響で、登山道が激しく洗掘されています。浮石も多くなっていますので、十分注意して通行して下さい。
標高2370m付近。こちらも雨の影響で画像左側の谷が崩れており、慎重に通過して下さい。ロープが張ってありますが踏み込み禁止のためのもので、手すりにしたり体重を預けるような使用方法は絶対にしないで下さい。
標高2550m付近。千丈沢乗越への分岐です。飛騨乗越へは画像上部へそのまま登ります。また、本日より救急箱を設置しています。
標高2700m付近。
標高2800m付近にかけて雪渓がありますが、登山道への影響はありません。
標高2800m付近。
標高2900m付近。
飛騨乗越(標高3020m)。槍ヶ岳山荘まではここから10~15分程度です。
槍ヶ岳・飛騨沢ルートに関してはもう雪の影響はありませんので、ピッケル、アイゼンなどは必要ありません。ただし、長雨の影響で登山道の洗掘箇所、浮石などは今回お知らせした場所以外にも複数ありますので、十分注意して下さい。また、飛騨沢、中崎尾根についてはツキノワグマの目撃情報も少なくありません。鈴を鳴らして歩くなど、出会い頭の遭遇を避ける工夫をして下さい。
悪天候時、増水時の滝谷渡渉についてはこちらのサイトをご覧下さい。