During the meal time

毎日、食事の取り方も子どもたちに指導しています。
食事の時間は30分間あるのですが、最初の頃はまさに戦争のようでした。
4人の子どもを見るのですが、自分の両隣に常に言葉がけが必要な生徒が座っていて、その前にそれぞれ1人ずつある程度自分で食べられる生徒が座っています。
ちなみに去年の9月からこのグループの先生になって、私はまだ自分の席に座ったことがありません。
常に立っていないと子どもが何かした時に俊敏に（？！）動けないからです。
最初の頃は本当に「やるかやられるか！！！」みたいな感じでした（＾＾；）
私の右隣の子供は食べるのがとても早くて、食べ終わるとトイレに行きたいと騒ぎ出したり、せっかく食べたものを吐き出そうとしたりします。
また、ゆっくり食べなさいと注意すると、以前は私の腕を噛もうとしたり、フォークで刺そうとしたりしていました。（悔しいけど何回かやられました。今はほとんどないですよ♪）それが今は言わなくてもゆっくり食べよう頑張っているし、嫌いな玉子も食べます。吐き出そうとするのも回数が減ってきました。
私の左隣の子供は偏食が激しく嫌いなものを食べさせようとすると、泣き叫んで地面に寝転がりヘッドバッドをしようとします。
たまに私の腕も噛みます。この子の噛み後はいつになっても消えません…。今は何でも食べられるようになってきました。すごく細かったのが、今ではほっぺもポッチャリしてきておなかも出てきた感じです。
そしてこの2人に気を取られてるうちに私の右斜め前の子供はめちゃくちゃ食べ方が汚く、口元や服にいっぱいソースをつけて笑っていたり、左斜め前の子どもは早く食べ終えてしまい、もっと食べたいと叫んでいたり自分の後頭部を握りこぶしでたたいていたりしていました。それも今では右斜め前の汚い食べ方だった子はきちんとナイフとフォークを使い、食べている最中は手をひざの上に置き、口元が汚れたらナプキンで拭きます。左斜め前の子は、一口食べたらよく噛んで、手はひざの上。ゆっくり食べるようになりました。
少しずつですが今までやってきた繰り返し指導の成果がでてきてるんじゃないかなぁと思います。
自閉児の得意技、一度決めたルーティーンは何があっても続けるというのを生かして、さらに美しい食べ方（笑）を指導していきたいと思います。

※画像は卒業生が送ってくれた沖縄の景色♪
早く沖縄行きたい～！！
I miss Okinawa so much!!!