フィラデルフィアからワシントンDCまでは、鉄道アムトラックで行きました 
ホテルからサーティースストリート駅まで約10分位。トランクを引っ張りながら早朝のフィラデルフィア市内を歩きました
人どうりも まだあまりなく、駅前の通りからは朝もやにかすむビル群が見えてきました。
街の中心街は車で通過しただけだったので良くわからなかったけれども、もしかしたらかなり大きな街だったのかも
ネ
これで、この町ともサヨウナラです
◆ フィラデルフィア 30th St. Station
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駅構内は結構広く、大勢の人々でにぎわっていました。
中長距離の発着するターミナルだけあって、大きなトランクや荷物を持った人が多かったです
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地下鉄と違って、ここでの改札は時間になるとホームに通じる通路のロープが取り除かれ、
キップを見せるという事もなく、各自ホームへと行きます
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車内は、ニューヨークからワシントンDCに行く列車だけあって、スーツ姿のビジネスマンでいっぱいでした。
皆 パソコンに向って仕事をしているというかんじです。政府関係者?企業戦士?なぜか、皆かっこよく見えます
1時間30分位で無事ワシントン・ユニオン駅に着きました。
☆ ワシントンDC
◆ ユニオン駅
ここも、大きな駅でレストランやショップの集まるショッピングモールが連なっていました。
グラウンドフロアーにある大フードコートには、世界中のファストフード店が集まっています。
もちろん日本食もありましたが、なぜかお店の人は中国人でした。
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◆ 国会議事堂(連邦議会議事堂)
ワシントンの中心にある白亜のドームをいただく建物で、緑あふれる公園に隣接しています。
まさに自由の国アメリカの象徴です。 向って左側(北)が上院、右側(南)が下院です。
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内部の見学もできました。見学ツアーに申し込むと、20人位づつのグループになって説明を受ける事が出来ました。
赤いブレザーを着た人が案内してくれます。が、なにしろ英語なので……?????
内部はとても立派で美しかったです
アメリカの歴史が描かれた絵画が所狭しと飾られ、国に貢献した者の彫像が沢山陳列されていました。
夏休み中という事もあり子供ずれの人もとても多かったです。
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(小さい写真はクリックすると大きくなります。)
◆ 議会図書館
国会議事堂の隣にあり、世界最大の調査研究をするための国立の図書館です。
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閲覧室です。実際に机にむかわれている方々が見うけられます
まるで映画のワンシーンを見ているようです。素敵でした
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◆ 最高裁判所
国会議事堂の東に隣接しています。 国会議事堂から見たワシントン記念塔
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◆ 地下鉄
ワシントンの地下鉄は、近代的なデザインでとてもかっこよかったです
が、キップの買い方は複雑で難しかったです。乗車する曜日と時間帯で料金が異なるのです。
英語表記の自動券売機としばしの”にらめっこ”です
でもそれ以外は、安全で 清潔で 静かで快適でした
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◆ ホワイトハウス
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さすが大統領官邸だけのことはありますね~。警備がとても厳重ですね
警官が何人もいました。
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セグウエイに乗って観光している人々がいました
乗り心地はどうなんでしょうか
◆ ワシントン記念塔
アメリカ建国の父、ジョージ・ワシントンの偉業を称えて建てられた記念塔です。高さ169.2m、石造りです。
ワシントンDCでは、この塔より高い建築物を建てることを禁じている為に、これが最も高い建築物になるそうです。
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記念塔からの眺めです。 国会議事堂とリンカーン記念館が見渡せます。
◆ 第二次世界大戦記念碑
第二次世界大戦で犠牲になった兵士の魂、名誉が込められている記念碑です。
噴水を挟んで太平洋戦、大西洋戦に分かれ、真ん中の碑の下にある小さな池の周りには、
激戦地だった地名が刻まれていました。
真珠湾、ミッドウェー、グアム、ガダルカナル、レイテ、硫黄島、沖縄などなど……
平和の有難さをつくずくと感じるとともに、もう二度と戦争をしてはいけないと思いました。
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◆ ポトマック川近くの桜並木
桜並木はポトマック川とつながったタイダルベイスンという大きな池の回りに植えられています。
上野の不忍池の4倍ほどの大きさだそうです。
桜の花が咲く頃にはさくら祭りが催され多くの人々が訪れるそうです
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◆ リンカーン記念館
第16代大統領エイブラハム・リンカーンを称えて建立された記念館。
壁面には、リンカーンのゲティスバーグでのあの有名な演説が刻まれていました。
……of the people, by the people, for the people…… いい言葉ですよねぇ~
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◆ ベトナム戦争戦没者慰霊碑
黒の御影石の壁に、ベトナム戦争で犠牲となった男女の名前が刻まれていました。
碑の傍には電話帳ほどの厚さがある索引帳があり犠牲となった人の名前が掲載されていて、
亡くなった人の名前の位置を探すことが出来るようになっていました。
感慨深そうに慰霊碑を見つめている人々を見て、まだ彼らの心の傷は癒えていないのではないかと思いました。
東南アジアの人と思われる方々ーベトナム人??-が像の前にたたずんだまま動こうとしていませんでした。
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◆ アーリントン国立墓地
数々の戦争で戦死した兵士やアメリカの国民的英雄など30万人以上が埋葬されているそうです。
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身元不明のまま戦死した兵士を祀る無名戦士の墓もありました。
白い墓標が整然と並んできれいですが、なぜか悲しい気持ちになって来てしまいます。
こんなにも多くの人々が戦争の犠牲になっていると思うと、たまらない気持になります。
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ゆるい坂を上がった所にジョン・F・ケネディのお墓がありました。
石盤型の墓石があり、その後方には今もなお燃え続けている永遠の炎がありました。
隣には寄り添うようにジャクリーン・ケネディ・オナシスのお墓もありました。
テラスを囲む壁には大統領就任演説の言葉が刻まれていました。
安らかに眠って下さい。 そして平和がいつまでも続くように見守っていて下さい。
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お天気がよく晴れていたので、すっかりと日焼けしてしまいました
色黒の私でもわかるくらいです。
一日中歩き回ったので足も少し痛くなってしまいました。
その結果わかった事は、アメリカ人の”自由”と”平和”と”安全”にかける情熱はすごいという事です。
戦争で亡くなった一人一人が、このアメリカという国を作り上げるうえで欠かせない力となっているのです。
そして、国もその方々に大きな感謝と敬意を示しているのです。
見学している私たちも、今ある社会、平和が彼らの犠牲と努力の上になりったているという事を感じずにはいられませんでした。
ここが首都だからよけいにそう感じるのかも知れませんが??
夕食はユニオン駅の大フードコートで、中国人の作る焼き鳥丼を食べました
美味しかったです
次はナイアガラの滝に行きます 