第7話の物語は「本日、【アリシア】さんと同じ三大妖精の水先案内人(ウンディーネ)のひとり、【晃】さんによる実地指導を受けられるんです。いついかなる時も、お客さんをもてなす心を忘れない。それが【晃】さんの心情。それを生で、【晃】さんが実際にお客さんをガイドする姿まで見学できるなんて、滅多にない機会です。【水無 灯里】だけでなく、【藍華】や【アリス】も、【晃】さんの仕草ひとつひとつに関心しながら、チェックしまくり。学ぶことは、いくらでもあるようです。」といった感じに展開して行きます。今回は【晃】さんのトップウンディーネとしての「プロ意識」とスゴイ「厳しさ」の中にある大いなる「優しさ」を押えて観る事が楽しむコツだと感じる放映回でした。それと今回の注目したのは、【晃】さんを指名した新婚さんの【アメリ】さんと【アラシ】さんです。特に【アラシ】さんが持っていた「ネオ・ヴェネツィア」の観光ガイドブックが彼の心理描写を巧みに表現したと思います。アニメ劇中ではこと有るごとにガイドブックに目をやる【アラシ】さん。トップウンディーネとしては【アラシ】さんがガイドブックで確認する姿は何とも言えないものがあったと思います。【晃】さんも「何とかしたい」感じの表情がありました。そんな【晃】さんが「お客様、少しはご自分の目で「ネオ・ヴェネツィア」を楽しまれては如何ですか?」とガイドブックを取り上げてしまう。しかも【アラシ】さんが取り返そうとしてガイドブックは、水の中に落ちてしまい、ゴンドラ上で乾かす事になる。トラブル必至の緊急事態になるかも・・・と。【灯里】【藍華】【アリス】の3人が「あっ!」と言ったのも理解出来ます。しかし、こんな事が出来るのも【晃】さんだけだと思いますね。ここで【晃】さんの凄さを感じたのが、【アラシ】さんはあまり良い表情をしていない所で「2人の馴れ初め」を聴き、ガイドブックに載っていない「マリア像」へ案内したりとお客様の気持ちを常に考え、感じ取り、良い方向へ好転させてしまうのはさすがとしか言えないです。もちろん、【晃】さんのトップウンディーネとしてのきめ細かさも見せていました。ゴンドラに乗り移る時の手の差し伸べ方、船上での会話、観光ガイド案内、水上花屋から薔薇を購入して差し上げたり、オペラのチケットの予約までもと、ただの「街のアイドル的職業」だけではない接客のプロとしての凄みを感じました。でも、「アクア」では本当に水先案内人(ウンディーネ)は人気がある職業ですね。【アメリ】さんの【晃】さんへの態度から容易に感じます。確かに【晃】さんってかなりカッコ良くて素敵ですから、女性客に人気があるのも観ていればおのずとそう思います。後、「月刊 ウンディーネ」の存在も大きいです。【アメリ】さんは購読しているので、【灯里】【藍華】【アリス】の3人を「新人指導で同乗させて・・・」と【晃】さんが説明していた時に「あなた!アリスちゃんねぇ!」と知っていたし、【アラシ】さんも表紙の【アリシア】さんが漕いで来た時には見惚れていたなど、この雑誌の存在も大きいですね。いつ【灯里】と【藍華】の2人がこの雑誌に載るかが楽しみです(笑)。この場面では【アリア社長】が自慢の「もちもちポンポン」を【まぁ社長】に噛まれていました。そして、【晃】さんの案内の途中での曲がり角で「ゴンドラ、通ります~」と2度、大きな声で言う場面がありますがこれは午後の実地訓練の布石になっております。その【晃】さんのゴンドラでの観光案内が終わりになります。「それでは、こちらのマルコポーロ広場でお別れです・・・さあ、お手をどうぞ」と言うが【アメリ】さんは名残惜しそうに降りようとしません。「あの・・・午後も案内をお願い出来ませんか?」と言います。これには【晃】さんも「はぁ・・・」ビックリした様子。【灯里】【藍華】【アリス】もどうしようって感じで見ている。もちろん、【晃】さんとしては、午後の実地訓練の予定があるので断ろうとしますが、ここで【アラシ】さんが「そんなのくだらないだけだよ。ウンディーネなんて舟が漕げて、愛想が良ければ、誰でもなれるんだから」と【灯里】【藍華】【アリス】と【晃】さんの前で言ってしまう。この発言には【藍華】と【アリス】もちょっとムッとした表情をしていたし、【晃】さんは「ほ~我々の訓練に徹底的に付き合って頂きましょう」と言う。新人ウンディーネの先輩として、プライドとしては黙ってられないって感じだったと思います。逆に【アラシ】さんのこのセリフがなければ【晃】さんはきっぱりと断っていたでしょう。
そのアニメ劇中では、【灯里】【藍華】【アリス】に対する午後の実地訓練が開始されます。今度は新人ウンディーネへの指導者としての顔を見せる【晃】さん。この場面では、【晃】さんの真剣な指導者としての態度に好感を持ちました。例え先程まで乗っていたお客様の前でも自分を偽らずに厳しい言葉や態度で3人に接する【晃】さんは人しても本当に素敵な方だと思いますね。【藍華】は「いつもはこうですから、愛想が良いのは営業中だけです・・・」と言っていた。さすが後輩らしい発言です(笑)。実地訓練一番手は【灯里】ですが、緊張すると隣を歩く猫よりも遅い位のゴンドラと慎重なオール捌きに【晃】さんに「のろすぎだろー!」と怒られ、訓練中に通りかかった【ウッディー】さんとも挨拶を交わす【灯里】に対して「あ~か~り~。な~に仕事中に知り合いに声掛けてんの?」とこの【晃】さんの表情は面白いですが威圧感がバリバリ感じましたね。次に【藍華】が漕ぐ番になる。【藍華】は無難に観光案内をこなす。【灯里】に「説明、上手だね~」と褒められて調子に乗っていると【晃】さんが「藍華!いつも言っているだろう!お前はついスピードを出し過ぎる!制限速度を忘れるな!」指摘される。新人ラストは【アリス】。「ゴンドラ、通ります・・・」と小声。【晃】さんの目が怖い(笑)。ここで先程の【晃】さんが観光中に言っていた「ゴンドラ、通ります~」のシーンが活きて来ます。【アリス】は技量は皆が認める天才肌なのでゴンドラ同士の擦れ違いに関しても見事なオール捌きで乗り切ります。う~ん【灯里】だったら確実にぶつけているかも・・・しれない(笑)。それでも【晃】さんの指摘は容赦ありません。「漕ぎはなかなかのものだな、だが、今のような小さな声じゃ、角の向こう舟には届かないぞ。また、曲がり角だぞ・・・」と【アリス】の声出しに関してもダメ出しをする。そこへ【アリシア】さんが「そろそろ、休憩時間でしょう。ケーキを買って来たのよ」とやって来る。【晃】さんの「まぁいいだろう」の声で一同が大喜びします。このシーンでも【アリシア】さんの気配りを感じます。【アラシ】さんが「キャラメルティー」を「美味しい・・・」と言ったら「お気に召したのなら、葉っぱをおわけしますね」と言う所はさすがだと思います。休憩も終わり【アリシア】さんも仕事に戻り、再び訓練が再開される。【晃】さんが「潮が満ちて来て、水位が上がり、橋の下を通れなくなる場所が増える。プリマでも完全に把握する難しい。その一日の締めくくりとして、私を無事、目的地までに届けてみせるように」と言う。3人は輝いて良い返事をするが・・・すぐに「は~う」と立ち往生してしまう。橋の下で【灯里】「ドッドッドッ・・どうしよう・・・あわわ・・・」【藍華】「こんなに急速に塞がるなんて」【アリス】「でっかい予想外です」と3人で困っていると【晃】さん「いいか、お前らプリマになったら誰も助けてくれないんだ。自分のミスは自分でフォローするんだな」と言う。一見、突き放しているようにも見えるが、実際の一人で漕ぐ場合の現実の厳しさを教え、感じて欲しいと思って言っていると感じられる。そんな状態の中【アラシ】さんにも心境の変化が起こる「そんな事言ってないで、方法を教えてやったらどうなんだ」とガイドブックを傍らに置いた。しかし【晃】さんは「訓練に口出し無用・・・終わるまで黙って待っててくれ」と背中で語るのだった。そして【灯里】たちは、今の自分たちに何が出来るかと考えて、ベストを尽くし、この状況を脱します。でっかい脱出し「良かった!良かったよぉ!」と直後の3人の会話が良かった。【アリス】「あれ?藍華先輩・・・」【灯里】「あれれ~藍華ちゃん、泣き虫だあ~」【藍華】「うわ~泣き虫って言うなー」。それと【アメリ】さんと【アラシ】さんも色んな意味で成長したし、良い思い出になった。
ラストの夜のシーンでは、大きなピザを前にみんなでの会話シーンも良かった。【灯里】たちは怒られると思い、ピザを食べないでいると【晃】さんが「あんた達、もう反省してるじゃない・・・本気で頑張って、反省している人を叱っても無意味っしょ。もうイイから、食え!食え!」と促すだけだった。この【晃】さんのサバサバした所も魅力ですよね。【アラシ】さんの「厳しいのは後輩たちの事を本当に心配しているからだと思うんだ」とこの言葉に【灯里】と【アリス】は「あっ・・・」と今更ながら気が付く。もちろん、「姫屋」の後輩【藍華】は「はい!晃さんは確かに、メッチャ厳しいけど、しっかり怒った分、しっかり認めてくれるんです!」と分かっているのだった。【晃】さんは厳しさの中にも、彼女たちをしっかりと受け止め、認める優しさを持ち本気で接してくれるウンディーネなのだと感じた。最後のみんなが帰る後に椅子の上に置かれたガイドブックの演出も良かった。もうガイドブックは必要ないから・・・って感じの終わり方もとても印象深かった。
そのアニメ劇中では、【灯里】【藍華】【アリス】に対する午後の実地訓練が開始されます。今度は新人ウンディーネへの指導者としての顔を見せる【晃】さん。この場面では、【晃】さんの真剣な指導者としての態度に好感を持ちました。例え先程まで乗っていたお客様の前でも自分を偽らずに厳しい言葉や態度で3人に接する【晃】さんは人しても本当に素敵な方だと思いますね。【藍華】は「いつもはこうですから、愛想が良いのは営業中だけです・・・」と言っていた。さすが後輩らしい発言です(笑)。実地訓練一番手は【灯里】ですが、緊張すると隣を歩く猫よりも遅い位のゴンドラと慎重なオール捌きに【晃】さんに「のろすぎだろー!」と怒られ、訓練中に通りかかった【ウッディー】さんとも挨拶を交わす【灯里】に対して「あ~か~り~。な~に仕事中に知り合いに声掛けてんの?」とこの【晃】さんの表情は面白いですが威圧感がバリバリ感じましたね。次に【藍華】が漕ぐ番になる。【藍華】は無難に観光案内をこなす。【灯里】に「説明、上手だね~」と褒められて調子に乗っていると【晃】さんが「藍華!いつも言っているだろう!お前はついスピードを出し過ぎる!制限速度を忘れるな!」指摘される。新人ラストは【アリス】。「ゴンドラ、通ります・・・」と小声。【晃】さんの目が怖い(笑)。ここで先程の【晃】さんが観光中に言っていた「ゴンドラ、通ります~」のシーンが活きて来ます。【アリス】は技量は皆が認める天才肌なのでゴンドラ同士の擦れ違いに関しても見事なオール捌きで乗り切ります。う~ん【灯里】だったら確実にぶつけているかも・・・しれない(笑)。それでも【晃】さんの指摘は容赦ありません。「漕ぎはなかなかのものだな、だが、今のような小さな声じゃ、角の向こう舟には届かないぞ。また、曲がり角だぞ・・・」と【アリス】の声出しに関してもダメ出しをする。そこへ【アリシア】さんが「そろそろ、休憩時間でしょう。ケーキを買って来たのよ」とやって来る。【晃】さんの「まぁいいだろう」の声で一同が大喜びします。このシーンでも【アリシア】さんの気配りを感じます。【アラシ】さんが「キャラメルティー」を「美味しい・・・」と言ったら「お気に召したのなら、葉っぱをおわけしますね」と言う所はさすがだと思います。休憩も終わり【アリシア】さんも仕事に戻り、再び訓練が再開される。【晃】さんが「潮が満ちて来て、水位が上がり、橋の下を通れなくなる場所が増える。プリマでも完全に把握する難しい。その一日の締めくくりとして、私を無事、目的地までに届けてみせるように」と言う。3人は輝いて良い返事をするが・・・すぐに「は~う」と立ち往生してしまう。橋の下で【灯里】「ドッドッドッ・・どうしよう・・・あわわ・・・」【藍華】「こんなに急速に塞がるなんて」【アリス】「でっかい予想外です」と3人で困っていると【晃】さん「いいか、お前らプリマになったら誰も助けてくれないんだ。自分のミスは自分でフォローするんだな」と言う。一見、突き放しているようにも見えるが、実際の一人で漕ぐ場合の現実の厳しさを教え、感じて欲しいと思って言っていると感じられる。そんな状態の中【アラシ】さんにも心境の変化が起こる「そんな事言ってないで、方法を教えてやったらどうなんだ」とガイドブックを傍らに置いた。しかし【晃】さんは「訓練に口出し無用・・・終わるまで黙って待っててくれ」と背中で語るのだった。そして【灯里】たちは、今の自分たちに何が出来るかと考えて、ベストを尽くし、この状況を脱します。でっかい脱出し「良かった!良かったよぉ!」と直後の3人の会話が良かった。【アリス】「あれ?藍華先輩・・・」【灯里】「あれれ~藍華ちゃん、泣き虫だあ~」【藍華】「うわ~泣き虫って言うなー」。それと【アメリ】さんと【アラシ】さんも色んな意味で成長したし、良い思い出になった。
ラストの夜のシーンでは、大きなピザを前にみんなでの会話シーンも良かった。【灯里】たちは怒られると思い、ピザを食べないでいると【晃】さんが「あんた達、もう反省してるじゃない・・・本気で頑張って、反省している人を叱っても無意味っしょ。もうイイから、食え!食え!」と促すだけだった。この【晃】さんのサバサバした所も魅力ですよね。【アラシ】さんの「厳しいのは後輩たちの事を本当に心配しているからだと思うんだ」とこの言葉に【灯里】と【アリス】は「あっ・・・」と今更ながら気が付く。もちろん、「姫屋」の後輩【藍華】は「はい!晃さんは確かに、メッチャ厳しいけど、しっかり怒った分、しっかり認めてくれるんです!」と分かっているのだった。【晃】さんは厳しさの中にも、彼女たちをしっかりと受け止め、認める優しさを持ち本気で接してくれるウンディーネなのだと感じた。最後のみんなが帰る後に椅子の上に置かれたガイドブックの演出も良かった。もうガイドブックは必要ないから・・・って感じの終わり方もとても印象深かった。