私の父は無口の人だったが酔っ払うと人が変わった様になっていた。時にはとても陽気に
なり、時には顔が青くなりテーブルをひっくり返していた。天井に醤油やご飯やおかずが飛び
かうのは迫力だった。それを片付けるのは目に涙をいっぱい貯めた母と3人の私たち姉妹、
ご飯を食べれなかった無念の思いを抱きつつ片付けた。しかし、私たち3人の姉妹はいつぞや
からテーブルを押さえ、父がテーブルをひっくり返す前に止める事が出来るようになっていた。
子供の団結は結構すごいものだ。ご飯を食べたい一心でテーブルを押さえた。父も辛いことが
いっぱいあったのであろう。しかし、家族を見捨てることなく様々な仕事をして貧しいながらも
3人の子供を育ててくれた。私も親になって父に感謝出来るようになった。父、母を悲しませる
ような人間には決してならないように生きてこれたのは苦しいながらも決して見捨てる事なく
育ててくれた父母の愛があったからだと思う。私の父は82歳、まだまだ元気、テーブルを
ひっくり返す程の元気はないが、、、、、。
父なる神の愛は永遠に変らない愛。あなたを愛していると何回も何回も聖書の中で語って
いてくれる。神に愛されていると思うから毎日、生きる事が出来る私。神の愛から決して離れる
事がないよう生きていきましょう。
<永遠に変わらぬ愛をもってあなたをあわれむ。> イザヤ54:8
2013.8.18 トマトでした。