女神になりたい主婦のブログ

狭い世界で考えること

今月から、娘はお休みに入っています。

ですが、今日は高校の持久走大会の日で、お手伝いに行きました。

毎年、持久走大会は参加するのが1、2年生で
3年生の有志は、お手伝いをすることになっています。

娘は受験が終わっているので、友達と一緒にお手伝いへ。

給水などの重要な役割の人もいますが、娘はコース途中に立って
「がんばれ〜」と言う係。

正直、それ必要?というポジションですが
寒い中、10キロも走っている身としては、寒さに震えながらも
応援してくれる3年生がいるだけで、少し励みになるんだそうです。

だから、「がんばれbot」(自動的につぶやくやつね)に
なってくると言ってました。

そういえば、私も3年生の時に入試のお手伝いをしました。

2月半ばでした。

緊張している受験生の気分を、少しでもほぐそうと
休憩時間に声をかけたり。

自分が受験生の時、優しい3年生が印象的だったんですよね。

自分が応援する立場になれて、嬉しかったです。

受験が終わり、余裕のある時にお役に立てるのは良いことですね。


さて、これは先日娘から聞いた話。

指定校推薦で、既に受験が終わったAさんと、一般受験を控えたBさんのお話。

Aさんは1年生の時から、成績優秀。

かわいくて、優しい性格で、運動もできてダンスが得意。

当初は、娘もAさんと同じ大学を志望していたのですが
Aさんがライバルとわかり、「これは無理だ」と素直に諦めました。

その後、娘は明確に勉強したいことが見つかったので
別の大学にし、難なく決まりました。

おそらく、Aさんを超える成績の人は、いないんじゃないか?というレベルの
高成績だったらしいのです。

それはAさんがとても努力家だから。

もちろん、もともとの頭の良さもあるでしょうが
人知れず努力するタイプの子なんだそうです。

ひけらかさない、という意味だと思います。

そんなAさんが羨ましかったのか、何なのか
Bさんは言いました。

私は大学生になったら、指定校推薦で入った人とは話したくない、と。

努力せずに、楽して合格した人とは仲良くなれないと。

まあ、なんと失礼な物言いでしょう。

Aさんは優しい子なので、そこで何も言わなかったそうです。

そんなの、私の娘が言われてたら、嫌味の一つでも返したでしょうね。

私だったら、「成績の良い私のことが羨ましいからって、失礼なこと言うな」
どストレートに反撃しますねえ。

だから、私はそういうこと言われないけどさ〜。


指定校推薦は、成績が良い人から選べるので
1年生から、コツコツと努力してきた人が勝ち取ります。

決して、楽をしているわけではありません。

実際、指定校推薦で大学に入った生徒は、大学での成績が良いのだそうです。
(これは進路担当の先生からの情報)

コツコツと真面目に勉強できるから、ですね。

一般受験のために、受験勉強をずっと頑張るのも大変です。

みんな、入りたい大学のために頑張っているのは同じですね。


でね、実体験で思うのだけど、大学に入ったら
友達がどんな入試で入ったか、なんてどうでも良いんですよね。

一応、そんな話をした覚えはありますけど、だからって何でもないです。

気の合う人と仲良くなっただけ。

今は高校生で、とても狭い世界に生きているけど
大学生になったら、もうちょっと広くなります。

社会に出たら、もっと広くなって、出身大学なんてどうでもよくなります。

更に外国に出たら…?

視野を広げると、世界は変わりますね。

子どもたちを見ていると、狭い世界にいることの窮屈さ
辛さを思い出します。

私だって、世界を知っているわけじゃないけど
日本を出て暮らした経験は、本当に貴重でかけがえのないものになりました。

娘のこれからが楽しみですね〜。

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