テレビとうさん

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「人口爆発」 と 「人権」

2024年08月22日 | 統計
 世界人口の推移は、

 10億人:1800年(推定値)↓
 20億人:1925年( 〃 )125年間
 30億人:1958年(統計値) 33年間
 40億人:1972年( 〃 ) 14年間
 50億人:1987年( 〃 ) 15年間
 60億人:1999年( 〃 ) 12年間
 70億人:2011年( 〃 ) 12年間
 80億人:2022年( 〃 ) 11年間
・81.2:2024年( 〃 )↓
 90億人:2037年(予想値) 15年間
100億人:2080年( 〃 ) 43年間
104億人:(ピーク)( 〃 )以降は減少

だそうです。さすがに世界大戦時には人口増加が緩やかだったようですが、大戦後に局地戦が頻発する事は有っても、急激に人口が増加したようです。
 
 世界の人口が2倍になる年数は、

10億人⇒ 20億人:125年間
20億人⇒ 40億人: 47年間
30億人⇒ 60億人: 41年間
40億人⇒ 80億人: 50年間
50億人⇒100億人: 93年間

と、第二次大戦後の41年間が最も速かったようです。現在の81億人からの伸びしろは23億人分しかなく以降は人口減少に向かうとされています。これは「個人の人権」を考慮しなければ、戦争が科学を発展させて「統計上の人口」を増やすことを意味します。

 白人にしか「人権」が無かった19世紀以前とは違い、今では総ての(生きている)ヒトに人権が有るとされているので、地球の人権の最大数は国連の予想値である「104億個」になる予定です。

 戦後は工業化が進み地球温暖化が騒がれ、日本を含む先進国や寒冷地の国は既に人口減少が始まっていますが、いまだ通年温暖地域の人口は増加傾向にあるようです。

 「地球温暖化は人権侵害だ!」と一部の共産党系団体が騒いでいますが、(あり得ませんが)若しも温暖化が先進国に因るものとしても、世界人口は増えていて、少なくとも(既に人口が減少している)日本の所為ではありません。

 統計上の人口の伸びしろが「あと23億人」なので、日本の人口が減ると、その分の「人権数」は外国に振り分けられるかも知れませんww

 科学的にも根拠は有りませんが、若しも「二酸化炭素が地球温暖化の原因」だとした場合、更に化石燃料を使うことで日本人の人口減少が進み、世界の人権保護に貢献できるかもしれません。

 逆に(科学的には)、二酸化炭素の排出量を減少させると、(温暖化とは関係なく)植物の発育が遅くなって食物の生産量が減り、飢饉が発生して世界の人口減少を加速する可能性が有ります。

 何れにしても国連の未来推計が正しいとすると、二酸化炭素を排出することでこれまでも人口が増え続けたように、世界の「人権総数」は増える事に成ります。