オメガねこ

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「聞いた振り」 と 「効いた振り」

2024年09月07日 | 科学
 少し前のニュースで、生徒にリストバンドを付けて脈拍を測り、授業動画とリンクさせて「生徒の集中度」を査定するという話題が有りました。

 自分の脈拍を自在に意識的に調整する事は難しいようですが、授業とは関係ない事を思い浮かべその内容によっても変化します。

 大概の授業は教科書に書かれている事の補足説明なので、予習してきた子は脈拍に変化が表れ難く、授業中に教科書を初めて開いた子は授業内容に関係なく心拍数が多くなるかもしれません。つまり、「授業を聴く集中度と心拍数」は殆ど相関性が無いように思えます。

 授業の態度も「聞いた振り」をしていれば、集中度との相関性を見出すことが困難になります。なので、確実に授業の効果を計測するには「試験」しかないと思います。

 「ワクチン」の効果や副作用・副反応を調査するには、治験者に対し、

① 目的の薬剤(治験薬)
② 生理食塩水(不活性偽薬)
③ 特定効果薬剤(活性偽薬)

のどれかを、本人は当然として医師にも判らないように群別に接種し、それぞれの反応を計数化する必要があるのですが、実際には①と②だけで比較しているようです。

 例えば、ワクチン接種後に微熱が出やすい場合は、③はそのための薬剤で、ワクチン成分を含まず微熱が出やすい成分のみを含んでいます。

 接種後の微熱に関しては、

①’ ワクチンの影響(副作用・副反応)
②’ 気のせい(副反応)
③’ 当然の結果(正作用)

なのですが、②の場合はまれな現象なので、③を利用して疑似効果を測定します。

 何れにしても、治験者には判らないので、群別に感染割合を調査することで「ワクチンの効果」を分析することが出来ます。若しかすると、③を接種した群が「ワクチン接種の効果で感染しなくなる」と信じて、感染割合が①の群よりも小さくなるかもしれませんww

 或いは、「ワクチンの有効性を信じている人」で、何の反応もなく且つ、疑い深い人は②の偽薬であると思いこみ、接種後に感染し易くなるかもしれません。つまり、本人が「効いてるつもり」になるかどうかで結論は変わると思われます。

 また、ワクチン接種時に「免疫抑制剤」は機能しているので、ワクチンの影響による微熱は発症し難いかも知れませんが、後日、何らかの影響で免疫暴走が起きて「召される」かもしれまんせ。

 死亡直後の体温は、通常の検死では20℃台だそうですが、ワクチン接種後の死亡例では30℃台が確認出来るようです。つまり、
死亡時の体温は40℃台と推定できるうです。

 コロナ(対策)禍では、「mRNAワクチン」を接種した後に異変が生じても、多くの人は「ワクチンが効いている証拠だ」といってポジティブ思考になったのですが、結果として統計上は接種者が増えるにつれて超過死亡数が増加しました。

 これは、③の活性偽薬を使用しなかったので確定は出来ませんが、「(統計上の)プラセボ効果」が無かった事を示したばかりか、薬害すら疑われる状況と言えます。

 プラセボによって、「効いたつもり」になることで、統計上はある程度の(良い)効果が表れると思われますが、調査手法が不完全だと正しい結論は出せません。

 逆に「ノセボ効果(あり得ない副作用)」と云うのも有って、例えば「ワクチンは有害だ」と思っている人は、本来の薬効が無効になったり偽薬によって副作用が現れたりします。

 睡眠薬の代わりに偽薬としてカフェインを渡し、「この薬は最近開発された有効な睡眠導入剤です」と言って処方された場合、「よく眠れた」と言う人もある程度の割合でいるそうです。

 この秋から始まる「レプリコン(自己増殖)ワクチン」から身を守るには、接種を拒否するのは当然として、「シェディングは感染予防に有効だ」と自分に言い聞かせ「効いた振り」をするのが、自己防衛には有効かも知れませんww



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