テレビとうさん

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「外在神」 と 「内在神」

2024年09月09日 | 科学
 現在の「AI(Artificial Intelligence:人工知能)」は、データ駆動型なので高速データ処理機であり、「MI(Machine Intelligence:機械知能)」が正しい呼び名だと思います。

 それでも、善良に利用すれば「社会の考えの総和」を纏め上げる事が出来、民主主義を実現する為には「有効な機械」となる可能性を秘めています。

 現在のAIがヒトより優れているとは言っても、自動車がヒトより早く走れると云う程度で、共に死者伴う犠牲が有るとは言っても利用価値が有る事には変わりませんww

 (本来目指すべき)論理駆動型の「AIB(Artificial Intellectual-Brain:人工知脳)」、或いは「AWB(Artificial Wisdom-Brain人工智脳)」ならば、確実にヒトを超えます。「人」以上「神」未満と言ったところでしょうか?

 「神(God)」の存在も、現在に至るまで自動車を超える犠牲者を出しましたが、利用価値は否定できません。

 多神教の「神々(gods)」は一神教の「神(God)」ほどには人の被害者を出さなかったようですが、その所為もあってかww、現在では信者数もあまり多くないようです。

 外在神である一神教は、「正しさ」を単純化する機能が有り、解り易いことが人気の秘訣だ、と、私は思うww

 同じく外在神の多神教は、その役割や教えが複雑な為にヒトには不向きなようで、そこで考えられたのが内在神の「八百萬の神」だと思います。如何なる智能も「内在神」を超える事が出来ません。何故なら「実在するモノには必ず神が宿っている」ことから、当然ながら、智能も「神」由来となります。

 内在神の場合は「死後の世界」が有るとか無いとかも考える必要はなく、死体ですら、実在すれば必ずそこには神が内在します。例え「死後の世界」が無いとした場合でも、そこには神はいないので、死者は好き放題出来るので心配無用ですww

 「多神教」と書くと、多くの人は外在神と誤解するようなので、私は「多神教(神による数多の教えが有る)」と「内在神(人に教える事は無い)」とを区別しています。当然ながら、「内在神」はモノの数だけ内在しています。