「トゥーランドット」 と 「ウーハンヴァイラス」

　「誰も寝てはならぬ」で有名な『トゥーランドット（Turandot）』第三幕の概略は、作曲はジャコモ・プッチーニで舞台は北京（とされる）。

　「謎の男（ダッタン国王の息子カラフ王子）」から、彼の名を言い当てる謎をかけられたトゥーランドット姫は、直ちに家来を総動員し「彼の名」を知る者を探させた。

　【トゥーランドット】
今夜は誰も寝てはならぬ！
彼の名を解き明かすことができなかったら住民は皆死刑とする！

　【謎の男】
誰も寝てはならぬ。
貴女もですよ、姫様。
愛と希望に打ち震えながら、寒い部屋で星を見上げていなさい。

私には秘密が隠されている、私の名前を知るものは誰もいない。
私の秘密を朝日が輝くまでに解けなかった時、
そっと口付けして打ち明けましょう。

その時が私の勝利、貴方は私のものになります。

　【市民のコーラス】
誰も彼の名前を知らない、私達は悲しく死なねばならない！
・・・

　【謎の男】
夜よ早く消え去れ！
星よ早く隠れてしまえ！
夜明けには、私が勝つだろう。

です。


『the True、Undo to.（真実とは、元に戻す事なり・・・のツモリですが、通じるかどうかは不明ww）』第六波「誰も信じてはならぬ！」の概略は、原作はテドロス・アダモステで舞台は東京（トンキン）。

　「Ｗｈｏ（誰？）」によってその名を伏せられた「謎の病原体（ウーハンヴァイラス）」も、その名を知る者がいなくなった頃、市中で「得体のしれない物質」が口腔・鼻腔に付着し、夜に熟睡すると体温が下がり発病することから、「誰も寝てはならぬ！」と緊急事態宣言が布告された。

　世界中がパニックに陥り、多くの人民が「パニック・チェーン・リアクション（ＰＣＲ：混乱の連鎖反応）の犠牲」になった。

　ーーー幾日か過ぎーーー

　その名前が「ウーハンヴァイラス」である事が分った。それが日本人の平均寿命を伸ばした事を思い出し、「PCR検査」を止める事でＰＣＲも収まり、総ては元に戻った。

と云う「物語」です。めでたしめでたし