オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「アビガン」 と 「イベルメクチン」

2021年07月13日 | 雑感
 「特段の事情」で未承認の「アビガン」と、「誰?の事情」で未承認の「イベルメクチン」の前後日談です。どうやら両方とも日本で開発され、安価である事が重大な問題のようです。

 
「アビガン(ファビピラビル)」は富山大学と富士フィルムが開発した「インフルエンザウイルス増殖阻害薬」ですが、政府の「インフルエンザ流行時の備蓄用」として備蓄されているだけで、市販はされていないようです。

 「アビガン」が去年の1月21日に
人民解放軍によって「用途特許として出願」され、国家知識産権局がその特許を認めたことが分かったのが去年の5月27日です。つまり、解放軍は「従来国型コロナ種」の存在を去年の1月以前に知っていた事になりますが、日本で最初に「コロナ陽性者」が発見されたのは1月24日なので臨床試験には間に合いません。

 「従来国」で最初に「原因不明の感染症」が発生したのが2019年11月とされ、12月31日にWHOに報告、2020年1月9日にはゲノム配列が決定されました。そして、1月20日に初めて「ヒト-ヒト感染」が確認されたと発表された翌日に「アビガンの武漢型感染症に対する用途特許」が申請されました。ちなみに、このウイルスの名前が「SARS-CoV-2」で感染症の名前が「COVID-19」と正式に命名されたのは2020年2月11日で、「用途特許」が申請されたのは正式名が発表される前なので、ここでは「武漢型感染症」と書いています。

 「共産主義国」の能力の高さには敬服します。正式にウイルス名が公表される前に(暫定的に 2019-nCoVと命名したのは1月7日)「治療薬」が分かっていたのですから恐れ入ります。それに比べて「わが日本」、アビガンが日本製で有るにも拘らず、未だに承認する気配すら感じません。

 「イベルメクチン」は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が発見した、新種の放線菌が産生する化学物質を元に、万有製薬が創薬した経口駆虫薬です。

 「イベルメクチン」が、多くの国で「従来国型コロナ種感染症」の重篤患者に対する致死率を最大80%低下する事が発表され、承認または承認検討中されていますが日本由来と云う事も有り、日本ではあまり報道されません。但し、処方箋が無くとも台湾などから逆輸入は可能とされ、人体に対する有害性は殆ど無い事も有って注目を浴びています。

 イスラエルの研究でも、その作用機序は解明されていませんが、現象としては、

「抗SARS-CoV-2活性を示し、ウイルスの排出期間を短縮し、感染性の時間を減少させることを明らかだ。」

と言われています。「イベルメクチン」は細胞内に塩素イオンを誘導する作用があるので、これが理由ではないかと私は思っています。

 感染症に関する「コッホの4原則」は、

・ある一定の病気には一定の微生物が見出されること。
・その微生物を分離できること。
・分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること。
・そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること。

だそうです。「ウイルス」が微生物かどうかはさて置いて、陽性確認者は感染者であるとは限らないのですが、厚労省は陽性者で無症状の人でも「無症状感染者」と言っている事から考えると、コロナウイルスの同定は出来ていないと思われます。

 つまり、少なくとも「感染者以外の陽性者」はコッホの4原則には当て嵌まらない事になります。例えば、ウイルスの破片を分離して感受性のあるヒトに付着させることで「PCR陽性者」を量産する事は出来ても、感染症による「病気」にはならない事は明らかだと云う事です。それ以前に、破片で「感染」させる事自体が無理と言えます。

 若しも、ウイルスの破片の付着者を「感染者」と言うのなら、「毒チン」や「ワクチン」そのものが「感染症」の原因物質と言え、「mRNAワクチン感染症」による死亡者は「接種者の0.001%」になります。




コメントを投稿