オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「強毒化」 と 「弱毒化」

2022年06月06日 | 医学・健康
 通常は、同一系統のウイルスは変異を繰り返す度に感染性は強まり、同時に「弱毒化」するのですが、例えば、ある種「動物A」の宿主から他種「動物B」に感染が可能になる変異の場合は、「動物B」にとってはその変異ウイルスの毒性は最大値を取る可能性が有り、以降「動物B」を宿主として変異を繰り返し、感染力を増して「弱毒化」に成功します。

 ウイルスにとっての「成功」とは「感染力の増強」を意味し、自然の法則から「弱毒化」を達成します。「動物B」にとって何の害にもならないウイルスならば、生存中はウイルスと共生する事になり、ウイルスとは言ってもその成分は宿主細胞のタンパク質(アミノ酸)から出来ているので、「無害ウイルス」ならば宿主細胞の新陳代謝に有益になる可能性も有ります。

 細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアは、他種細胞に入り込んだ細菌であると言われていて、幾つかのウイルスは宿主動物と共生関係にあるかも知れません。

 現存する生物は、ウイルス感染により進化した細胞から成り立っているともされていて、現在のウイルス感染を完全に拒否すると動物の進化を止めるかも知れません。それどころか、そのウイルスに対する免疫を持たなくなり、その変異株に対して「強毒化」を示し絶滅する恐れすらあります。

 最初は「感染を防ぐ為にワクチン接種を!」と言っていた事から如何なるかと思いましたが、
ワクチンを接種すると余計に感染する事が分り、一安心ですww

 自然の法則を知らない厚労省は、接種を推進する目的を以って、接種の有無と感染者数の相関関係を調査したようです。そこで、接種をしたかどうが不明な人や、接種日を答えられなかった人も「未接種者」に数えた可能性も有り
「未接種者の感染者数」の方が多くなったようです。

 2回接種者が多く感染すると云う事が分ったのですが、これは「ワクチン接種者に対応する変異」が起こる事を意味し、接種者にとっては「弱毒化」しますが、ワクチンを接種していない人にはエライ迷惑です。接種していない人が免疫を獲得するには「元の株」と「変異株」の両方に感染する必要が有り、更に「ワクチン対応変異株」が未接種者にとっては「強毒化」を示すかもしれません。

 これは、上記の「動物A(接種済みの人)」と「動物B(未接種者)」の関係に近く、「未接種者」間で感染が拡大し変異した株なら未接種者にとっては「弱毒株」になるのですが、「接種済みの人」によって変異させられた株は「ウイルス本人」にとっても迷惑な話です。

 自然の法則に則ってウイルスが良かれと思って変異しても、「未接種者」にとっては変異ウイルスは新参者と言え、「強毒性」を示す可能性は否定できません。

 人間もウイルスも、大概は「人の為に良かれと計って」行動するのですが、自然の法則を無視すると「偽計」となります。




コメントを投稿