オメガねこ

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「入院危険度」 と 「観察隔離」

2020年03月10日 | 医学・健康
 統計データをとる場合、「武漢肺炎」での「確認感染者数」は、各国の検査率によって大きな差が出る為に信用は出来ません。実際の「感染者数」は全数検査をしなければ確定できないので今の所不可能です。一方、「民主主義国家」での死者と重篤者、そして回復者の数は間違いないと思います。但し、中共等の独裁国家では、発表自体に信憑性が無いので、比較対象外と言えます。

 症状のある感染者は総て入院すると仮定して「総入院患者数:Th」が分かれば、「死亡者:D」と「完治者:C」は発表されているので、国ごとの医療の整備体制を比較できます。しかし現在の所「総確認感染者数:Ti」の内、「発症しない人」は監視対象ではあっても医療の対象ではないので、「Th」とは分離すべきですが、実際には各国の事情もあり区別はつきません。

 そこで取り敢えず、各国の「武漢肺炎」における「入院危険度:E」を比較する為の「死亡率:Rd」と「完治率:Rc」は、「Ti」「D」「C」を使い、

Rd=D/Ti
Rc=C/Ti

で計算します。本来はパンデミックが終息すると「D+C=Th」になるのですが、「発症しない人」も此処では「完治した人(C)」に加えて「D+C=Ti」になります。

E=Rd/Rc=D/C
【入院危険度E=死亡者数D/回復者数C】

となり、死者が出ない時は「E=0」、全員死ぬ時は「E=無限大」、同数の時は「E=1:死亡率50%」になります。また、軽症患者を多く入院させる事で「E」を小さくすることが出来、重症患者のみを選択的に入院させると「E」は大きくなります。

 3月10日での「E」は、日本の場合、(COVID-19 Global Cases by the CSSE)を参考に計算すると、

Ti=530
D=9
C=101
Rd=0.015
Rc=0.162
E=0.089

です。

同様に各国のEを計算すると、

国名  :E(総確認感染者数順)
世界全体:0.063(114452)
中国全体:0.063(80754)
武漢  :0.064(67760)
イタリア:0.640(9172)
韓国  :0.219(7513)
イラン :0.099(7161)
フランス:2.500(1412)
スペイン:0.938(1231)
ドイツ ;0.111(1224)
アメリカ:3.250(754)
DP号 :0.150(696)参考
日本  :0.089(530)

 アメリカの「入院患者の危険度:E」が高いのは、医療費が高いので症状が軽い人は入院しないのと、「武漢肺炎」の重症者の回復率が低い事から来ると思います。アメリカの確認感染者が少ないのは、検査数が少ないので判断は難しいのですが、「無症状感染者」は入院に限らず「強制的な個別隔離」でも感染の拡大防止に有効である事を示唆しています。

 逆に、中共の発表が正しいと仮定しても、軽症者や無症状者を手あたり次第入院させる事で「完治者」を多く排出して「E」を小さくし「安全性」を誇張している可能性も考えられます。また、病院以外で死んだ人は計数されていないようです。

 ドイツの場合は、この時点では死者は「2人」なので良いのですが、若し大量の死者が出ると「第二の・・・」が起こるかもしれません。今でもアジア人に対する嫌がらせが散見されますが、イタリア人・フランス人に対するヘイトクライムは起きていないようです。ドイツ人の性格からすると、アジア人は「強制隔離」の対象になるかもしれません。

 日本は、中国に近く人口も多いにも拘らず、確認感染者数が少なく、これは検査数が少ないからとも言えますが、症状のある人はほゞ全員入院しているので、「危険度E」が小さい事から「安全な国」と言えます。それでも、何故かWHOからは「心配な国指定」を受け、パレスチナでは日本人に対するイジメが有ったようです。




2 コメント

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Unknown (katumoku10)
2020-03-10 16:58:24
中国全体と武漢が同じEとは、E加減にウソつくのは止めろって副首相が市民に
言われてましたね(;一_一)
2秒で死体を跡かたなく始末する軍用特車が出動してますので、
あれ!死者はもとから居なかった?
ほとんどオールCということにしたいようですね|д゚)
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Unknown (yk-soft-85)
2020-03-10 17:08:14
「E加減」に座布団2枚(^^)V
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