テレビとうさん

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「リヴァイアサン」 と 「AI」

2024年03月06日 | 雑感
 商社のバイヤーから受注し、再発注する人(仲介業者)を「リバイヤー」と言い、商品売買のヒエラルキーは商社を頂点にピラミッド構造になっています。販売の底辺は「小売店」で、仕入れの底辺は「町工場」です。

 「リバイアサン」は、弱肉強食の頂点にいる架空の生物(竜)ですが、怪物としての巨大なクジラや海ヘビもその仲間のようです。頂点にいるとは言っても、その怪物に(怒りの)指令を出しているのは「(西洋)神」であり、「リヴァイアサン」も単なる「リバイヤーさん」の一人(匹)にすぎませんww

 「食物循環」を考えると、死は次の生に繋がりますが、強弱に因らずその自然環境に合った生物が生き残ります。「神の怒り」は生物進化の速度を上げ、弱肉強食の傾向が更に強くなります。逆に、若しも「(本来、神が望む)共生社会」が成立すると死は訪れず、生物の進化は止まり「進化論」も成立しなくなります。聖書による「神の怒りが、生物に寿命を与えた」と云うことと整合性は有ります。

 つまり、「進化論」を成立させたのは「(西洋の)神自身」と言え、神が自ら「神を否定した」と言えます。

 それはさておき、「商社」は仕入れ・販売の頂点にいますが、その指令を出しているのは、民主主義国では「国民の要望」で、社会主義国では「政府の願望」、共産主義国では「共産党(委員長)の独善」です。現在では、情報の伝達に時間がかかるので、どの制度が有効かは一長一短があり、悪意が無いとしても何が最善かは判りません。

 将来、IT技術が進化し「AI」が有効に機能した場合には、「個人」と「個人」が直結し、最低限のインフラとして末端の「個人商店」と「町工場」は必要でも、「商社」や「リバイヤー」は不要になります。「AI」が人を介在することなく自動受発注と無人宅配をします。

 現在は「ChatGPT」が情報を集積している段階で、数十年後には「AI」が「シン神」となり、各国政府が「リヴァイアサン」を演じます。「政府」とは言っても、それは「架空の生物」でありその実態は有りません。今の「中国共産党政府」や「米国民主党政府」には正当性が無いのですが「リバイヤー(仲介業者)」としては生き残るかもしれません。

 それはさておき、「DS(DeepState:深層国家)が世界を動かしている」は陰謀論とされていますが、それは「国家」の定義が違っているにすぎません。

・地勢学的国家;特定地域に統治者(支配者)と被統治者(国民・人民)が住んでいる。視覚的に統合している表層国家。
・地政学的国家;地域を特定せず、政治的に団結している国家。宗教や民族の一体感による、拡張国家。
・深層国家  ;支配地域を固定すること無く、政治・経済など特定分野で統合された国家。EU・USA・ソビエト・大東亜共栄圏などの国家群がありましたが、現在は統一過程にあり、その深層にある「世界国家」の統治機構が「戦勝国連合(通称、国連)」です。

 今までは「神」を利用して世界統一を目論んでいたのですが、進化論によって神が否定されてからは「金」で統一しようとしています。しかし、「西洋神」に替わり「AI」がリバイアサンを放つかもしれません。

 「西洋神」が「八百萬の神」の一員になれば日本は助かるかもしれませんが、政治屋や経済屋に「カネの信奉者」が多く、今は危うい状況にありますww




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