テレビとうさん

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「進歩主義」 と 「原理主義」

2019年08月29日 | 主義・体制

 「進歩主義」とは、現在の矛盾・不合理を改善する事で「より優れたものになる」、或いは「より優れたものとする」という思想です。

 しかし、「進歩主義者」の場合は「より新しい思考が最も正しいと信じている人」となります。これは、「新しいモノは常に正しい。」とする、自己循環内包型の思想に多く見られる、病の一つです。

 他人に触れると直ぐにでも手を洗いたくなる「潔癖症」に似ていて、新しい、或いは最後に聞いた「思想」などに染まり、身体の汚れではなく、洗脳された「新しい脳」に因って過去の汚れた「思想」を躊躇なく洗い落としてしまいます。

 科学的に言って、体の汚れは自分も他人も大差は有りませんが、「自分だけは清潔で他人は不潔」という究極の「差別主義者」とも見えるのが「脅迫観念を持った潔癖症患者」です。しかし、これは「病気」なので非難することは出来ません。「潔癖症」は「脅迫観念」が無ければあまり問題にならないように、「進歩主義者」も「強迫観念」が無ければ、その対義語である「保守主義」とも折り合いはつきます。 

 「進歩主義者」の病的で最たるモノが「共産主義者」と、ここから派生した「グローバル主義者」です。これらの人達は、「保守主義」を受け入れません。

 科学的に言って、脳の汚れは自分も他人も大差は有りませんが、「自分は正しくて、他人は間違い」という究極の「差別主義者」とも見えるのが「脅迫観念を持った進歩主義者」です。しかし現在の所、これは「病気」とは言えないので、勿論、治療法も有りません。

 子供の頃に「進歩主義思想教育」がなされ、その子に「脅迫観念」があれば簡単に「過激思想家」に育ちます。「共産主義者」「グローバル主義者」「テロリスト」等々・・・。

 宗教の「原理主義者」は一見「復古主義」にも見えますが、その宗教の創始者はテロを容認する筈も無く、宗教テロリストは聖書に書かれている(と信じている)預言を実行しているだけなので、その預言は予言に繋がり未来を示す言葉である事からも「現在よりも未来の方が正しい」とする、「進歩主義者」と言えます。

 宗教に限らず、過激思想家である「進歩主義者」の上層部は「進歩的扇動」をし、中間層は「進歩的リクルート」をして、「進歩的デュープス」を下層の人々として利用します。

 「進歩的デュープス」は厄介な存在で、過去は絶対的に悪いと信じている為「過去を捏造」してまで反省し、事実を無視して「他人に反省を強要し」、絶対的に善とされる未来を説きます。




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