テレビとうさん

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「ダイオキシン」 と 「ベンツピレン」

2020年09月27日 | 科学
 一時期、猛毒物質で名を馳せた「ダイオキシン」ですが、最近はサッパリ耳にする事も無くなってきました。但し、「ダイオキシン」の物質が無くなったのではなく、報道が無くなっただけです。不思議な事に、報道が消えると「ダイオキシンの被害者」も居なくなりました。若しかすると、「真実」と云う特効薬が発見されたのかもしれませんが、何せ報道が無いので判りません。

 実は、「ダイオキシン」は火災が起きるとほゞ確実に生成され、自然の山火事や火山活動でも発生します。「ダイオキシン」はベンゼン環と塩素の化合物なので、塩素(塩など)が存在する環境で有機物が燃焼すると「不純物(不完全燃焼)」として生成されます。動植物の組成には塩素が必ず含まれているので、山火事が起こると確実に「ダイオキシン」が大量に発生しますが、「ダイオキシン」が自然破壊を起こしたと云う話は聞いた事が無く、寧ろ、森林の再生には有用である可能性すらあります。

 現存する動植物は、過去には細菌やウイルスと熾烈な戦いを繰り広げたり、或いは共生したりして現在に至ります。自ら防御する事の出来ない敵に対しては、自然の力を利用します。その一つが「山火事」で、その敵を撃退するために、熱や劇毒物を生成します。焼野原は人間には「悲惨な状況に見える」かも知れませんが、自然にとっては「清浄な世界」で、新しい芽吹きを約束します。

 「ダイオキシン」の毒性は、小動物には有害である事は分っているようですが、人間や植物に対しては解明されていないようです。勿論、水でも大量に摂取すれば死ぬこともあるので、「ダイオキシン」が無害であるとは言えません。逆に考えると、水と同様に「ダイオキシン」も、現存の動植物の生命維持には必須物質であると言えるかもしれません。

 
「ベンツピレン」が「武漢ウイルス」を撃退したのではないか、と云うブログを先日UPしたのですが、「ダイオキシン」も仲間に入れたいと思います。「ベンツピレン」もベンゼン環の結合物質ですが「ダイオキシン」と違ってその組成に「塩素」は含んでいません。但し、有機物質の「不完全燃焼」で生成される事は共通しています。

 実は、「ベンツピレン」はコールタールに含まれていて、コールタールは「クレオソート」の原料です。それで、今では市販の家庭用クレオソートは「ベンツピレン」の含有量が「3~10PPM以下(業務用は100PPM以下?)」に抑えられています。但し、この「毒性がある」と言われるクレオソートは、「正露丸」に含まれる「毒性が無い」とされる(木)クレオソートとは成分も製造過程も違います。

 「ダイオキシン」や「ベンツピレン」はタバコや大麻の吸引成分にも含まれていますが、当然、焼肉や焼魚にも含まれています。煙が肺に入ると肺がんになるのなら、毎日ウナギを焼いている一流の「ウナギ屋さん」は恐らく肺がん確率が高くなるので、注意が必要です。但し、これは「報道」を素直に信じた結論であり、私の意見ではありません。

 また、副流煙が嫌いな人がいて、マンション住まいで階下の人の喫煙を問題視する人は、焼魚や焼肉をたべるべきではありません。但し、私は副流煙の抗がん作用(ワクチン効果)を信じているので問題視はしていません。




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