テレビとうさん

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「おビンズルさん」 と 「おマスクさん」

2023年04月07日 | ニュース
 善光寺の「おびんずるさん(賓頭盧尊者)」の木像が無事に帰って来たようです。Nアッチ系のニュースでは「容疑者は動機について、像があると災害や事件が起きるなどと一部、意味の通らない話をしている」と報道しています。(←は4月6日も記事で、4月7日には「びんずるをどこかに埋めてやろうと思った 」と、内容が書き換えられていましたww)

 私は「ビンズル」の事は今回初めて知ったのですが、ウィキによると「彼の説法が他の異論反論を許さずライオンのようであったため獅子吼第一といわれるようになった」だそうです。

 それは兎も角、「びんずる像」は撫でた場所の痛みや病気が治るようで、「しゃもじで撫でると除病の功徳があるとされる」そうです。これも「意味の通らない話」なのですが、「病は気から」なので良しとしましょう。

 警察では、「110番通報者に映像や画像を送ってもらう新システム」が今月から本格運用が始まったことで、善光寺側から木像を脇に抱えて持ち出す容疑者の防犯カメラ映像を送ってもらい、スピード逮捕につながったようです。

 犯人にしてみれば「災害から日本を救う為に処分しようとした」と思っているようなので、若しも木像を元に戻して災害が発生した場合は「だから言わんこっちゃない!」となります。

 「おマスクさん」を信じている人は、「病は気から」なので除病の功徳があるので良いのですが、マスクの効果を信じていない人にとっては邪魔どころか酸欠の恐れがあるので「マスクの常時着用」は避けた方が良いと思います。

 但し、ウイルスで汚染されたマスクは感染症を拡散したり、清潔なマスクでも脳機能障害などの災いを招く恐れがあるとしても、他人の「おマスクさん」を強制的に取り除くのは止めた方が良いと思います。

 感染症や災害・事件は「信心とは関係なく必ず起こる」ので、仏像やお守りに縋る人に対しては、獅子吼せずにそっと見守ってあげるのが第一です。




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