オメガねこ

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「禁煙学会」 と 「〇×学会」

2021年04月05日 | ニュース
 Aさん一家が「受動喫煙症」などに罹患したとして、Aさんの階下のFさんに対して4500万円の賠償を請求した訴訟で、Aさんは1審2審共に敗訴したようです。また、勝ったF氏はA家の三人に対して裁判で負担した交通費や日当などを請求する手続きを開始したそうです。

 この裁判では、提訴に際して「日本禁煙学会のS理事長」が、たとえば原告の一人であるAさんの娘の診断書が、本人が診察を受けることなく日赤医療センターから交付された事などから「棄却された」のですが、若しもS理事長が正式にSさんの娘を診断していたら逆転していたかもしれません。それは、例え作為による医師の診断書の誤りでも、裁判で覆す事は難しいからです。

 更に、「禁煙学会」「日赤医療センター」ほか、医師数人もAさん側に立っている為に、F氏の喫煙実態(僅か一日数本の喫煙)が事実なら、F氏は負けていたかもしれません。それは、似たケースとして5万円の賠償金を払わされた判決が有ったからです。

 それは兎も角、横浜地裁は違法な診断書を作成したS理事長に対して「医師法20条違反(患者を診察しないで、診断書を交付する行為の禁止)」を認定し、東京高裁はS氏の医療行為について断罪しました。

 それは良いのですが、S理事長の属する
「一般社団法人 日本禁煙学会」の顧問は「日本医師会会長」「日本歯科医師会会長」「日本薬剤師会会長」「日本看護協会会長」の四バカ大将が雁首を並べています。武田邦彦氏によると「禁煙学会は法的な学会(学術会議)ではない」と言っている事からも、「同好会」で勝手に遊んでいるうちは良いのですが、「無実の愛煙家を血祭りにあげる」のは許せません。

 「学会」と名乗ることには違法性は無いのですが、誤解を与える名称です。しかも「四バカ大将」とは言っても、日本の医療界のトップの会長職にある人材が顧問に就いています。一般市民にしてみれば、「禁煙学会」が単なる同好会に過ぎないとは思いもよらない事です。

 「禁煙学会」の主張には科学的根拠は殆ど無い事もあり、自らの「思想」を権威を利用して他人に強制しなければ存在し得ない存在なのかもしれません。

 日本には他にも「○×学会」と名乗る「学会」が有るようです。例えば、宗教を学ぶ会ならば科学的根拠を求めずに宗教を学習することは出来ますが、科学的根拠を無視して政党を応援する事は無謀と言えます。その所為も有ってか、元来宗教由来の政党の筈なのに「無宗教国家」に対する宥和的な対応が目立ちます。

 「無宗教国家」なら、まだ相手は「国家」と言えるのですが、実際には「宗教弾圧団体」が「国家を支配」しているだけであり、その「宗教弾圧団体」と「宗教由来政党」に親和性が有るのは理解に苦しみます。更に今では、国際社会から「ジェノサイド」認定されているにも拘わらず「シナノサイド側」に付いています。

 これは若しかすると、憲法の「政教分離」を熟慮した結果なのかもしれません。

 んなわけ無いかww





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