オメガねこ

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「生産性(せいさんせい)」と「生産性(しょうさんせい)」

2022年08月24日 | ニュース
 相変わらず報道機関が数年前に書かれた杉田水脈議員の「生産性」に関する記事に対してバッシングをしていますが、

せいさんせい :モノやサービスを産出する能力。
しょうさんせい:生物が子孫をを残す能力。

なので、「生産性」の文字を見て何方の読みと解釈するかは、読んだ当人の資質に依ります。

 「同性婚は生産性が無い」を普通のひとが読めば「しょうさんせい」であり、読む人が偏見の持ち主なら「せいさんせい」と読むかもしれません。同性婚で子供が欲しい人は、他人の子供を貰うか他人と「タネ」の交配をする必要が有ります。つまり、同性婚の夫婦のみでは子育ては可能でも、マリア様以外なら「生産性(しょうさんせい)」が無い事は、確かです。

 憲法第二十四条 
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

とされています。


 「憲法の一字一句も変えてはならない」のなら、「性には二つしかない」事が前提になっていて「合意された男女の一対の組み合わせを婚姻とする」以外の解釈は出来ません。また、「夫婦同等の権利」は基本であって、全く同じとは書いていません。

 多くの人は「憲法は国家権力を拘束する」と解釈しているようです。そうすると、「婚姻が相互の協力により、維持されなければならない」ことから、あくまでも「公務員」に義務を課している事になり、民間人の婚姻は、互いに協力する必要も維持する義務も無いと言えます。

 あえて言うならば、「民間人における同意された男女一対の婚姻関係を、夫婦の協力により維持出来るように、行政が介入する義務がある」事になります。他方、男女以外の組み合わせは「民事不介入の原則」によって、行政の関与が排除されなけれななりません。

 「憲法は国家権力を拘束する」と拡張解釈した憲法によると、民間人の離婚は公務員の責任になりますが、その事で罰せられた公務員の話は、憲法違反にも拘らず聞いた事が有りません。

 「婚姻は、維持されなければならない」ことから、離婚は禁止事項になり、少なくても「公務員の離婚は憲法違反」です。おそらく「護憲派」で離婚する人は居ないと思うので、ご苦労様ですww



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