オメガねこ

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「接種回数」 と 「コロナ感染死」

2022年04月08日 | 統計
 「人の為 と 自分の為 ②」では英国(イングランド)の例で「人の為と書いて偽と読む」と、漢字の成り立ちを説明したのですが、日本(茨城)でも似た現象が起きているようです。

【茨城新聞クロスアイ(4月4日)】のデータを整理すると、

接種回数 :接種率 :死亡数:死亡割合(%):接種対死亡比
 0   :30%強: 27: 38.6  : 1.29弱

 1   :-?- :  2:  2.9  : ----
 2   :-?- : 24: 34.3  : ----
 3   :20%弱: 17: 24.3  : 1.22強
(1~3計:70%弱: 43: 61.4  : 0.88強)

 不明  : -- : 19:↑不明は除く ↑: ----
(期間合計:100%: 89:100.0  : 1.00)

注)
・[接種対死亡比]=[死亡割合]÷[接種率]
・「接種回数0回」の「接種率30%強」は、未接種者の割合。

です。若しもワクチンに、プラセボ効果やノセボ効果を含めて、全く効果も有害性も無ければ、接種0回も含め、全ての接種回数で、

[接種対死亡比]=1.0

となります。これは、「3回接種」すると、「1回接種+2回接種」よりも死亡率が高くなる事を示しています。但し、「1回接種」と「2回接種」の割合が分からないので、接種回数を限定した危険度は計算できません。

 また、接種回数1回と2回の接種率は不明ですが、0回と3回を除いた接種率は約50%となり、その場合は「接種対死亡比=0.74」です。

 年代別では、

 年代  :死亡数:死亡割合(%):十万人当りの死亡数
70歳未満: 10:  11   :約 0.5

70代  : 17:  19   :
80代  : 37:  42   :
90代  : 25:  28   :

70歳以上: 79:  89   :約10.5
  (合計: 89: 100   :  3.1)

です。

注); 茨城県の70歳を境にした人口が分からなかったので、全人口(285万人)に対する65歳以上(85万人)を代用しました。

 茨城県の65歳未満の人口は2百万人で65歳以上は85万人です。通常、ワクチンの未接種者は若者に多いのですが、70歳未満の死亡数は10人で、未接種者の死亡数が27人です。

 この事実から考えられることは、何らかの理由で接種できない「70歳以上の未接種者」の死亡数が多く、「未接種率の高い70歳未満」の死亡数が10人と少ない為「接種回数と死亡率」の相関性を見い出す事は難しいと言えます。

 「何らかの理由で接種できない70歳以上の人」を、誤解を恐れずに言うと「元々、余命が短い人」と解釈できます。

 接種回数を問わない70歳未満の人の死亡数が10人で、全年齢で2回接種して死亡した人は24人です。つまり、少なくとも「年齢を問わず2回接種すると、70歳未満の人より、2.4倍死亡する確率が高くなる」とも言えます。

 このニュース記事からは、データのとり方の不備により、これ以上の分析は出来ません。




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