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「ウイルス」 と 「ワクチン」 ⑦

2021年06月17日 | 医学・健康
 現在の「治験ワクチン接種」では、一般人に対する接種前の「抗体検査」や「抗原検査」が行われていません。「PCR陽性者」の多くは無症状者ですが、既に免疫を獲得している可能性もあり、免疫獲得者に対する「ワクチン接種」の有効性を調査する臨床試験なら「抗体検査」が必須です。しかし、「治験」であるにも拘らず「接種前の詳しいデータ」は本人も含めて、殆どの関係者は持っていません。

 これでは、「接種後に死んでも」その因果関係を洗い出す事は難しいと思われ、今までに「ワクチン接種が原因で死亡した」と認定された例が無いのも頷けます。

 気が付かない内に感染して「従来型コロナ」の抗体を持っている人が、「mRNAワクチン」を接種しスパイク蛋白が放出されると、獲得免疫系が素早く反応し、接種箇所周辺で大きな血栓ができる可能性が考えられます。

 筋肉には細密な血管やリンパ管が張り巡らされている為に血流が良く、筋肉注射は、皮下注射よりも素早く、血管注射よりも均質的に成分が体全体に行き渡るそうです。細胞に取り付いた「mRNAワクチン」により、細胞が自ら「スパイク蛋白」を産生し免疫を獲得するのですが、その前に、組織内にある樹状細胞(リンパ液に含まれる単球分化したもの)と呼ばれる免疫細胞がワクチンそのものを敵とみなし、免疫システムが活性化された場合は(予期せぬ)副反応に悩まされるかも知れません。

 この「予期せぬ副反応」は、実際はワクチンの各成分に対する「免疫反応」である事が考えられ、2回目の接種では症状が増強される恐れがあります。

 それは兎も角、無事に自分の細胞で「スパイク蛋白」を産生する事が出来たら、今度はこの「スパイク蛋白」に対する免疫を獲得する事が出来るようになります。3週間後の2回目の接種から一週間ほどで「95%の有効性」を示す免疫を獲得し、国民の70%が免疫を獲得すれば「集団免疫」が成立し、以降は大規模感染が起きないと言われています。

 但し、これは「コロナウイルス零」を意味するのでは無く、通常の感染症並みになると云う事です。通常の感染症でも、「インフルエンザで3千~1万人」「ヒトパピローマウイルス(HPV)でも2千~3千人」が毎年死亡します。「HPV」は180種以上確認されていて、その幾つかが子宮頸がんの原因ウイルスですが、これはワクチン接種で感染と死者数を50%以下に出来るとされています。

 しかし、「チョウニチ新聞」の「副反応あおり報道」で日本の子宮頸がんワクチン接種率が1%以下になり、毎年千人以上が「無念の死を遂げる」事になりました。統計調査では、「子宮頸がんワクチン接種」の如何に拘わらず、同様な副反応症状が発現すると言われています。

 「子宮頸がんワクチン接種後に死亡した割合は0.01%」だったそうですが、「コロナワクチン」とは違い、これが全て「子宮頸がんワクチンによる(有害事象)死亡」とされているようです。また、「死亡には至らない有害事象」の多くは、「あおり報道」による心因的な症状では無いかとも言われています。

 「HPV」の一種に「疣ウイルス」があって、感染性が有るので裸足で歩いたり、感染した人に触れると、蛙に小便をかけられなくても疣が出来るかも知れません。「疣ウイルス」のワクチンは無いので防ぎようは有りませんが、死ぬことは無いそうです。それでも、「疣ウイルス」に感染し「疣」ができてまもなく死んだ場合は「疣ウイルス関連死」として報道機関が騒いでくれるかもしれません。

 「コロナワクチン」の場合は、接種を待ち望んだ人が喜んで接種しているので、「プラセボ効果」によって免疫力が高まり、健康体になるかもしれません。




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