「アマビエ」 と 「アマエビ」

　「武漢肺炎」の役病除けには「翻車魚が有効かもしれない」と以前書きましたが、「アマビエのお札」を玄関に貼るとマスクよりも効果があると言う人も居るようです。奈良県では「マンボウ」よりも「廬舎那仏」の方が効果があるせいか、公的な行動規制をあまりとらなくても「感染拡大傾向」は他県と変らないようです。やはり「病は気から」なのかも知れません。

　東洋経済の「新型コロナウイルス国内感染の状況（２月８日）」を参考にして、分析すると、

都道府県；累積陽性者数のＴＯＰ１２と、マンボウが嫌いな奈良県。
全死亡率；人口百万人当りの全期間（７００日）一日当たりの死亡率。
感染率　；人口百万人当りの７日移動平均陽性率（見做し陽性も含む）。
死亡率　；　　　〃　　　　　　　　　　死亡率。
致死率　；「死亡率」÷「感染率」

都道府県：人口密度：全死亡率：感染率　：死亡率　：致死率（％）
東京　　：６３６２：０．３３：１２８６：０．４３：　０．０３　
大阪　　：４６１８：０．５２：１２４７：１．７０：　０．１４
神奈川　：３８２１：０．２１：　８６７：０．５４：　０．０６
埼玉　　：１９３３：０．２１：　７４９：０．００：　０．００
愛知　　：１４５１：０．２４：　７３２：１．２０：　０．１６
千葉　　：１２１６：０．２５：　７１８：０．６４：　０．０９
福岡　　：１０２７：０．１９：　８９８：１．０７：　０．１２
兵庫　　：　６４６：０．３８：　９３９：１．４７：　０．１６
沖縄　　：　６４０：０．４０：　４１１：１．０３：　０．２５
京都　　：　５５７：０．１７：　９７３：０．７８：　０．０８
奈良　　：　３５６：０．１８：　７１０：０．９５：　０．１３
広島　　：　３２７：０．１４：　３９９：１．４４：　０．３６
北海道　：　　６２：０．４２：　６７３：０．９６：　０．１４

単純平均：　－　　：０．２８：　８１５：０．９４：　０．１３
　（日本：　３３５：０．２２：　７２０：０．７５：　０．１０）
です。

　全体的に見て、「人口密度」と「感染率」以外には相関性が見られないので、分析は諦めます。奈良県の各値はほゞ平均値に近く、当然ですが、「マンボウ」と「コロナ感染症」との関連性も見る事は出来ません。

　そこで、例年の「季節性インフルエンザ」と「直近のコロナ（オミクロンが大半）」を日本全体（１２５百万人）で比較します。「季節性インフル」は流行期だけで１千万人が感染し１万人が死亡するとされています。その流行期間を１００日間とし、一日当たりで比較すると、

感冒種　：全死亡率：感染率　：死亡率　：致死率（％）
インフル：０．２２：　８００：０．８０：０．１０
コロナ　：０．２２：　７２０：０．７５：０．１０

です。日本全体で見ると、直近のコロナ（ほゞオミクロン）は季節性インフルと大差はないように見えます。つまり、この値以下の場合は「例年の風邪対策」で十分と言え、神社に行って「邪気払い」をし、免疫を高める栄養素を摂る事が最善策だと思います。

　「アマビエ」の親戚の様な「アマエビ」ですが、邪気払いよりもエビを食べた方が「武漢風邪」には有効なようです。アマエビの栄養素は、

・アスタキサンチン；活性酸素の発生や酸化力を抑え動脈硬化、皮膚や血管の老化防止。
・タウリン　；肝機能を高め、血中コレステロールを抑制。
・ベタイン　；同上。
・ＤＨＡ　　；血流を改善し神経細胞や脳を活性化。
・ＥＰＡ　　；血流を改善し高血圧や血栓を抑制し心筋梗塞や生活習慣病を予防。
・レチノール；喉や鼻などの粘膜に作用し細菌から体を守る。
・ビタミン類；抗酸化作用や粘膜強化。
・ミネラル類；バランスが崩れると免疫力が弱まる。

等々、他にも多くの栄養素を含んでいます。

　やはり、普通の風邪には普通の対処法が大切だと思います。