オメガねこ

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「死因COVID-19」 と 「武漢ウイルス関連死」

2020年05月10日 | ニュース
 「平均寿命」以上の老人が肺炎で死亡した時に、「武漢ウイルス」が検出され無ければ「死因は肺炎」になり、検出されば「COVID-19の死者数」にカウントされるようです。若し、同時に「肺炎球菌」等の別の原因物質が見つかった場合の死因が何になるかは判りません。また、「武漢ウイルス」に感染している人が、その特徴的な死因以外で死亡した場合の死因がどうなるかも判りません。例えば、「老衰」です。

 日本では「老衰」による死者が毎年数千人います。慣例かどうかは判りませんが、「老衰」は80歳以上の老人を対象にしているようです。また、「老衰」による死因が多い自治体では「医療費負担」が少なくなる傾向が見られるそうです。死因を「老衰以外」にすると、医療機関の収入が増えるーーーと言うような、穿った見方をすると怒られそうなので、これは内緒です。

 それはさておき、東京に於ける今年の第14週の「超過死亡数」がマイナスに成ったことが話題に上がりましたが、これは「
超過死亡」の定義からすると、「感染症による死者が出なかった」或いは「感染症のお陰で死者が減った」と解釈されます。ちなみに、実際の死亡数が閾値を超えたのは、2019年の年末(インフルエンザ?)と、2020年の第8週~第13週(コロナ禍?)です。 

超過死亡:感染症が無かったと仮定した場合の推定値をベースラインとして、ベースラインに「95%の信頼区間」で加算した閾値を上限とする値を基準線にする。この基準線(閾値)を超えた人数を「超過死亡数」と言う。WHOが提唱した、感染症に起因する、関連死も含めた死者数の推定値。

 緊急事態宣言法が成立したのが3月12日で、期間は4月7日~5月6日から延びて5月31日迄です。第14週は4月初旬なので、超過死亡があった時は緊急事態宣言の準備中で、超過死亡がマイナスになった時点で発令した事になります。なにか、腑に落ちません。

 それどころか、日本の21大都市圏では今年になって閾値を超えた事が無いばかりか、ベースライン(平均値?)をも下回る週が多いくらいです。これは、「武漢肺炎での死者のお陰で、多くの人の命が救われた。」ようにも見えます。

 若しかすると、死因欄に「老衰」と書くべきところを「COVID-19」と書いた医ーーーおっと、正式なデータが発表されるまでは、邪推はやめておきます。

 「武漢ウイルス関連死」の中には「経済的な自殺」や「不安症による自殺」も考えられますが、その切っ掛けは分かっても主因を判別する事が難しいので、自殺者数は除くべきなのかもしれませんが、それにしても今回の「武漢騒動」は、日本に限って考えても不思議な事ばかりです。

 これから出る統計データでも、「COVID-19」で増えた死者数よりも全体の死者数が例年よりも少なくなって「超過死者数」がマイナスになった場合、緊急事態宣言等の「武漢騒動」には何か別の作為を感じます。




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