人類が誕生して「言葉」が通じ始めると「(絵)文字」等も発明されるのは自然だとは思いますが、近代日本民族で最も「自然人」だったと思われる「アイヌ(だった人々)」には「文字」と思しきモノが未だ発見されていません。
ここから推察すると、縄文人には「(現代で言う)文字は無かった。」と思われます。勿論、地域限定の「絵文字」は有ったと思います。例えば、「山」を「へ」と書いたり、「川」を「~」と書いたりすることです。
ここから推察すると、縄文人には「(現代で言う)文字は無かった。」と思われます。勿論、地域限定の「絵文字」は有ったと思います。例えば、「山」を「へ」と書いたり、「川」を「~」と書いたりすることです。
他人と話すときに、地面に「へ」と書いて「これは山です。」と文字として教える事も可能ですが、この「へ」を学術的に文字と言うのなら、例えば「凸凹はテトリスと読みます。」と「文字」として教える事も可能です。しかし、これらは「文字」ではなく単なる「簡略図」と言うべきだと思います。
「簡略図」である「絵文字」も「文字」の一種と言う人もいますが、これは単に「物」に「絵」を対応させただけなので「文字」とは言えません。「文字」はあくまでも「文を構成する字」でなくてはならないからです。
例えば、「私は明日、山に登る。」を連続して「文字」で書くには、「明日」と云う抽象的な文字や、「登る」と云う形の無いモノを表現する「文字」が必要になります。この程度なら視覚的な「絵文字」でも表現できますが、日本で開発された「ピクトグラム」はその名の通り「絵図」であり「文字」とは言いません。
「簡略図」である「絵文字」も「文字」の一種と言う人もいますが、これは単に「物」に「絵」を対応させただけなので「文字」とは言えません。「文字」はあくまでも「文を構成する字」でなくてはならないからです。
例えば、「私は明日、山に登る。」を連続して「文字」で書くには、「明日」と云う抽象的な文字や、「登る」と云う形の無いモノを表現する「文字」が必要になります。この程度なら視覚的な「絵文字」でも表現できますが、日本で開発された「ピクトグラム」はその名の通り「絵図」であり「文字」とは言いません。
犬が「ワンワン」と吠えるのも、愛犬家には「犬の言葉」として理解できるかもしれませんが、学術的には犬が「言葉を喋る」とは言いません。しかし、犬の吠え方によって、犬の感情は人に伝わります。当然犬同士も理解しているように見えます。しかし、「文字」の定義と同様に、「言葉」も人の感情を只単に伝えるだけでは「言葉」とは言えません。「言葉」はあくまでも「万葉を構成する言」でなくてはならないからです。
「科学」とは、その時点に於いて「正当性」が有るとされるモノを「正しい」と定義づける学問で、将来に於いても「正しさ」を保障するものではありません。将来、科学的に犬が吠える事を「犬は言葉を話す」と言い、犬が後ろ足で土を掘り起こす事を「犬は文字を書く」と定義付けるかもしれません?。
意思疎通の為に発する音声を「言葉」と定義するのなら、犬が意思疎通の為に吠える事も「言葉」と言えなくもありませんし、実際に人は犬に「人間の言葉」で話しかけ、犬は人に「犬の言葉」で返事をします。
意思疎通の為に発する音声を「言葉」と定義するのなら、犬が意思疎通の為に吠える事も「言葉」と言えなくもありませんし、実際に人は犬に「人間の言葉」で話しかけ、犬は人に「犬の言葉」で返事をします。
犬は訓練で「人の言葉や文字」を理解出来るように見えますが、「言葉や文字」で契約する事はできません。
縄文時代の日本には、「文字」が無かったと思われますが、平和で経済的な時代が一万年以上続いたと言われています。これは、「言葉」による契約が成立していたからだと思われます。アイヌに文字が無かったのも、この信頼関係が有ったからかも知れません。
縄文時代の日本には、「文字」が無かったと思われますが、平和で経済的な時代が一万年以上続いたと言われています。これは、「言葉」による契約が成立していたからだと思われます。アイヌに文字が無かったのも、この信頼関係が有ったからかも知れません。
漢字は黄河文明時代(数千年前)に支那大陸(現在の中国共産党の支配地域)で発明され、同年代の世界で使用された「文字」の内、現在でも通用している唯一の「文字」とされています。「文字」の最大の特徴は、その「文字」を知っている人なら、何時でも何処でも確認が出来ると云う事です。「言葉」は伝言でも伝える事が出来ますが、電信が無い時代に、それを最初に話した本人が居なければ、嘘か本当か或いは間違いかは確認できません。つまり、信用の問題です。
日本では、一昔前までは「武士に二言なし」と言うほど「言葉」には信頼性が有りましたが、国際化と共に「言葉」の信用性は失われました。日本の法律では、「言葉による約束はいつでも破棄できる。」とされている為、「文字」による契約書が必要になりました。
朝鮮半島では、「話し言葉」をそのまま「文字」にした(文字自体には意味がない)ハングル文字を使用しています。中国では、漢字そのものに意味のある「繁体字」を、意味を見出すことが難しい「簡体字」に替えていまいました。日本でも、意味が分かり易い「旧字体」から、意味が分かりにくい「新字体」に替えていまいました。
「言葉」の信用性を失い、「文字」の意味が解らなくなって、どんどん「約束」が守れない国家が増えていくような気がしますが、台湾では、今でも繁体字を使用しているので、期待が持てます。
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