オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「個人主義」 と 「マイノリティ」

2025年01月05日 | 主義・体制
 徹底的な「個人主義」であれば全員がマイノリティ(この場合は個人)なので、少数者に対する弾圧・圧迫は起こりません。通常、この「少数者(一般的なマイノリティ)」は個人よりも大人数なので、「個人攻撃」は可能・・・と言うよりも、実際に起きています。卑近な例では「マイノリティーである少数政党が、保身のために個人攻撃をする」などです。

 所謂「いじめ問題」や「闇バイト」でも、マイノリティが虐められるのではなく、マイノリティ(少数グループ)が個人を対象に犯罪事件を起こしたり、個人を虐める事で起こります。

 「不良グループ(半グレ)」は、大多数の善良者から見ると「社会的マイノリティ」で、善良者がマイノリティを虐めることは無いのですが、「マイノリティ」がイジメの主体になる可能性はあり、実際に「ホワイト案件」などと騙されて事件が起こっています。この場合の「マイノリティ集団」は、互いに見ず知らずの人の集合で「個人主義」が齎した犯罪とも言えます。

 これらの犯罪防止や「いじめ問題解決」の啓発は、大概「大多数の善良者」に向かって行われますが、現在「多様性の包摂」などの似非理念が、善良者には行き渡っているので啓発しても意味は無く、「個人主義マイノリティ」にこそ周知すべきです。

 「いじめ問題」の最後の砦は「家族・家庭」なのですが、その「家族制度」が破壊されつつあります。

 「選択的夫婦別姓(夫婦別姓制度への第一段階)」は、本来は本人同士の問題なので税制を含めて行政が関与すべきではないのですが、これを法的に受け入れると、その結果として、自分の子供も個人主義の被害者になることを容認しなければなりません。

 また、夫婦・親子を個人の問題に帰結させるのならば、家族に関する「優遇税制」も国が関与できない筈ですが、何故か「夫婦別姓」「LGBTQ・・・」など、すべての組み合わせを家族として国に認めるように要求しています。「個人主義」を主張したいのか、「家族主義」を重んじたいのかが、私には理解できませんωω

 個人を除けば「少数者」の最小員数は2人で夫婦も含まれ、個人である「子供」がイジメの対象になっている事件も見受けます。様々な思想は大脳皮質が作り出しているのですが、脳の90%以上を占める大脳・小脳などがこれを認めているとは思えません。

 病的な脳内不整合など、これらの欺瞞は「カネ目」で解決できるかもしれませんが、生物の本能(大脳・小脳)を浅知恵(大脳皮質)で改変すると、そこには混乱しか生まれません。

 「個人主義」は「民主主義」の中でしか安定的に成立しません。つまり、「大が小を包摂する」のではなく、卑屈・卑劣にも「小が大に包含される」ことを認める人が「個人主義」を主張していると思われます。

「ヒト」 と 「バイオボット」

2025年01月02日 | 科学
 生物は受精後、細胞分裂を繰り返して子孫が誕生しますが、細胞そのものを培養することで「目的の生物」を生み(産み)出すことが可能ではないかと考えられています。

 「AI(artificial intelligence:人工知能)」は、

データ駆動型:現在主流のChatGPTなど「保守的」な世代
↓ ↓ ↓ 
思考駆動型 :似非データ生み出す「共産主義的」な次世代
↓ ↓ ↓ 
間違い駆動型:「生物学的」な自然淘汰を受け入れる世代
↓ ↓ ↓ 
自己崩壊

が考えられ、「間違い駆動型」は現在でも「ロボット型ヒト」にも多く見られ、政治家や政治系ユーチューバの・・・・、これ以上は勇気が無いので書けませんωω

 現在主流であるデータ駆動型生成AIは、「生成」とは言っても、今のところは新しいデータを生成するのではなく、過去データの編集をしているだけなので現実社会とは然程乖離していません。寧ろ数十年前にヒトが生成した「鉄腕アトム」や「ドラえもん」などの漫画の方が先進的かもしれません。AIを利用することで誰もが「手塚治虫」並みのアニメを作れるようになった程度です。

 「ヒト」は自然淘汰の結果として生まれ、一部の地域では「革命(人工淘汰:人為的な自然淘汰)」によって反対意見を持つものが消失し、完璧な「民主主義」を構築することに成功したかに思われました。

 それはさておき、様々な困難を経て(乗り越えてはいないωω)現在に至り、積み重ねた歴史の内「確率的に正しい」と思われるデータを受け入れる(保守する)ことで、今のところ安定した社会を構築しているようです。

 「AI」共に「ロボット」も進化し、両者を組み合わせる事で今では「ヒト型ロボット」が生産されています。「進化」とは言っても、人が進化させていると思っているだけで、それは「人は生物の最進化系」と考えているからであり、それが「(AI)ロボット自身の意思」とは限りません。

 今では、生体組織を自己生成(産生)できる「バイオボット」が研究されていて、そのうちバイオボットが自己の「脳」を作り出して自身に組み込むことに成功すると思います。「AI」は日本語で「人工知能」なので、この場合は既に「AI」ではなく「BI(biobot I
ntelligence」或いは「BB(biobot brain)」と言うことになります。

 そうなると、ヒトのような「レガシー生物の進化」と同様に、「バイオボットの自然淘汰」は自己崩壊を免れ、弱肉強食によって新しい地球の覇者が誕生します。
 
 その時まで私が生きていたら、「ネコ型ヒト」になってバイオボットになつくことで、ペットとして生きる事にしますωω