「シェンロン トーキョー」でのディナーでの出来事

さて、夜も更けてディナーのタイム。
「食には困らない」とのことで新宿にしたのに、何だか面倒になってしまって
フロントで渡された「シェンロン」の20%オフのカードが目につく。

「ここでいいんじゃない？」　決定。
割引にして貰うには部屋から内線で予約しなければいけないらしい。
禁煙を希望したら15分待ちとのこと。

しばし待って、冷房効いてるかも知れないからとカーディを持って二階に。

　　　　　　　こ～んなのが迎えてくれます。
　　　　　　

受付の女性に案内されて席につきます。
メニューを見ていると別の男性が「こちらはお料理を予約された方の席なので」と隣の席への移動を促されるます。「？？？」

「既に予約された方がいらっしゃる」とかならわかるけど。
しかも彼、わたし達が後にした方の席を直してる。
こういう時って「お客様はどうぞそのままで」でそちら側が運ぶんじゃないの？？？

腑に落ちないままコースを注文。一番安いのですけどね。

しばらくしてその席には宿泊客らしいご夫婦が登場。
あのぅ、わたし達も宿泊客ですけど…。

さて、料理です。取りあえず画像を並べます。

　　　

前菜の３品、既に何だか忘れちゃったけど、どれも四川らし辛くて、味付けは濃いです。
フカヒレはこのコースだからそんなにいいものではないと思うけど、出汁は出てます。
右のはズッキーニなんですけど、言われなければわからない。
カットの仕方に依ってこんなに味って変わるんだ、と思いました。
一緒に出された花巻は照りも良く、もちもち。濃い味のソースには合いますね。
この後の海老チリやかた焼きそばとも一緒に味わいました。

　　　　

左上のシュウマイは人参が甘くて美味しかったです。
海老は小ぶりですけど、ぷりぷりしてましたよ～。
焼きそばはコチュジャン系の甘辛。

〆の杏仁豆腐はふんわりじゃなくてみっしりって感じ。

　　　　　　

すっごく美味しいってものはないけれど、ちゃんと作られてる感じはしました。

さてお会計。

件の男性を呼ぶと「あ、会計はあちらです。…持って来ましょうか？」
別に行くのはいいけど。普通は「はい、お持ちします」じゃないの？

そのままレジへ立つことに。

打ち終わってから「あ、しまった、割引券出すの忘れた」と後出ししたら…

一瞬「ええーっ」という顔をされました。心の中で「そういうものは先に言えよ」と思ってるような

そこへ別の男性が慌ててやって来ました。すると彼「会計終わってからこれ出されちゃって」ですと
それ、客の前で言う言葉ですか

後から来た男性はそんな彼を押し留めるように冷静に対処し、無事、20%引いてくれました。
わたし達がむっとしてるのわかってたと思います。

そもそも…予約の段階で宿泊客だとわかってるはずです。
割引券は選れなく渡されてるはずなのでむしろそちら側から
「お持ちではないですか？」くらい言ってもいいはずですよ
と、出し忘れそうになったのを棚に上げていいますが

他のスタッフは良かったので、ひとりのせいでこのレストランの印象が悪くなるのがとても残念です。

シェンロン トーキョー （中華料理 / 新宿、代々木、南新宿）
★★★☆☆ 3.5