ゆめのつづき

リアル世界では秘密にしていることなど、
生きづらさを吐露する場所にさせて頂けたらと思います。

高卒後18歳〜21歳

2023-07-17 21:07:00 | JWとの関わり

こんにちは、

元JW2世
40代独身♀
南由斗です。
 

 
今回は、高校卒業後の3年間をふりかえってみました。
 
小さい頃から、
この世の人たちの中で仕事をすることが怖くて、
世の人=サタン側の人
という図式でしたから、
嫌で嫌で仕方ありませんでした。
 
JWの中では、全時間働くのは信仰が足りないとされていたので、
それを利用して、就職活動などはおろか、
アルバイト先すら探しませんでした。
 
そもそも、開拓者になってしまったので、
仕事をする時間があるなら、
奉仕に時間を費やさねばなりません。
 
毎月90時間とかでしたかね。
 
私が組織から離れたあと、
要求時間が変わったような話しを聞きましたが…
 
記憶があやふやで間違っていたらすみません。
 
ともかく、開拓者というステータスが心地よかった私は、
仕事をするとかお金を稼ぐという概念が
まったく理解できませんでしたし、
考えもしていませんでした。
 
ありがたいことに、
司会者のS姉妹が紹介してくれた
都内の会計事務所でアルバイトをすることになりました。
 
その会計事務所には、
M姉妹という2世開拓者がすでに働いていたので、
私は整えられた環境で気楽に働くことができていました。
 
 
開拓者になってから1年経つと、
「開拓者学校」というものに招待されるのですが、
2週間、それ専用の本をみんなで学ぶわけです。
 
私の職場は、理解ある職場だったので
2週間仕事を休むのは簡単でしたが、
他の兄弟姉妹たちは大変だっただろうと思います。
 
私は車の免許を持っていなかったので、
誰かの車に同乗させてもらって、
どこかに2~3時間かけて移動した記憶があります。
 
招待された他の会衆の兄弟姉妹たち何十人か忘れたけど、

…30人とかいたのかな。
同世代の若者が多かったので、すぐにみんなと仲良くなりました。
開拓者学校が終わってからも、お互いの会衆を行ったり来たり、
お泊りに行ったり、
絵を描くのが好きな姉妹たちもいて、
絵本を作ったりして楽しんだ記憶があります。
 
 
JWの中では、伝道活動だけはすごく嫌だったし、
集会の予習や、神権宣教学校の実演?割り当てと呼ばれていたものも面倒ではあったけれど、
 
私が出会った信者の人柄は良い人ばかりで、心地よかったので、
それなりに楽しんでいたと思います。
 
父との関係が悪すぎて、JW組織にしか居場所がなかったのもあります。
 
そのうちに、家を早く出たいと思うようになります。
 
それを職場のM姉妹に言ったら、

「幼馴染のN姉妹が必要の大きな会衆に出ていて、
新しいパートナーを探している」

と言うので、N姉妹を紹介してもらうことにしました。
 
すぐに、N姉妹と電話や手紙のやりとりがはじまりました。
I県にあるかなり田舎の会衆のようで、
「車がないと難しい」
と言われました。
 
私は車の免許をとるつもりがなかったので、
「自転車で頑張る」
と伝えたのですが、
移動範囲が広くて自転車は無理だとのこと。
 
免許をとるまで待ってくれるというので、
早速教習所に通い始めました。
 
その時、確か月収4~5万円とかだったと思います😅💦

当然お金がないので、他でアルバイトを掛け持ちしました。
時間が限られているので、頑張っても2万いかなかったと思います。
 
でも実家暮らしで、家に一銭もいれてなかったし、
稼いだお金は、自分の趣味に使っていたので、
本気を出せば5万円くらい捻出できたと思います。
 
ちなみに、最初の給料でウォークマン買ったかな。
幼い頃に禁止されていた音楽ですが、
ちょうど平成歌姫ブームもあり、
たががはずれたかのように音楽にどはまりしていました。
なので、CDレンタル代にかなり注ぎ込みました。
 
それから、天体観測が趣味だったので、
小さな望遠鏡を買い、
もう少しためて、天体撮影用のカメラを買いました。
毎月、安くはない天文雑誌や科学雑誌を購入していました。

あとはスクリーントーンとか、絵を描く道具も安くはなかったですね。

…お気楽なもんですね。
 

そんなわけで、
趣味でもない車の免許のために自分のお金を使うのは嫌だったけど、
どうにか捻出して、3か月で免許をとりました。
 
会衆のとある兄弟の紹介で中古の軽自動車をオークションで購入してもらい、
無事にI県の会衆へ移動することができました。
 
地元の会衆では初めて必要の大きな会衆に出るということで
これまたちやほやされながら送り出されました。
 
次回は、I県の会衆での3年間を振り返ろうと思います。

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました😊