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2週間近く前、春休み前にと思っていったので、多分それくらいに
ラファエロ展に行ってきました。
この時、上野の桜はもう満開に。
なったばっかりだったけど、まだ少し葉桜とはいえ、
まだ散っていない、花吹雪が始まったくらいの桜模様。
2週間も持ってくれたんですね。
威勢よく暖かくなったものの、
何やかやずっと寒かったってことですかね東京は。
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桜を見ながら、西洋美術館へ。
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うむ、かっこいい建築物だねー。
ここでラファエロさんと会えるわけですが、
歓迎のしるしとして日本の桜はいいかもしれません。
ラファエロの絵はヨーロッパでさえ500年前の絵だし、
若くして亡くなっているので、点数も少なく貴重です。
ヨーロッパでさえ大規模な展示はあまりないそうです。
ようこそ東京へ!!!
こちらラファエロさん。
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彼はペルジーノで絵の工房を率いていたお父さまに
若いころ死に別れてしまいました。
それでも工房の先輩たちに教えてもらいながら、絵を学んだそうです。
その後その上手さを称えられ、フィレンツェ、続いて
ローマのローマ法王の元へとつき進んでいきます。
フィレンツェでは
仲が悪かったと言われる2代巨匠、ダヴィンチと
ミケランジェロとも交流があったようですし、
彼自身の工房の経営も上手だったそうです。
彼の絵からも感じ取れますが、
きっと人徳があるというか、おおらかなのでしょうね。
この自画像からも感じ取れます。おだやかなオーラですもんね。
時代順に影響を与えた人の絵とともに展示されていました。
順を追って見られるので、頭の整理はしやすかったです。
最近、ドラマチックな感動を呼ぶための、大胆な展示が多い中、
なかなか王道をいっています。
その王道の中でも気品と穏やかなオーラを放つラファエロの絵。
すごいなー。
500年もの前の20歳前~30代の青年の絵です。
工房によるものも多いのに、
この際だった違いがある美しいノーブルな絵。
この時代の宗教画とはどこか一線を画しているのですよね。
ルネサンス的な自由さもあるし、人間らしさもあるし、
とはいえ、古典的な揺るぎない美もある、
絶対的なノーブルさを備えています。
その頂点にあるのは、この絵、大公の聖母です。
なんと柵がなかったので、近づいてみちゃったー!!
背景は後から誰かが黒く塗ったそうです。
だからラファエロ独特の穏やかさというより、
迫力があります。その黒い色のせいで
聖母像の穏やかな顔つきが際立ちます。
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黒く塗ってしまった経緯は不明とのことですが、
時代の流行みたいなことからなされたのではないかと
学者さんが言っていたのを聞いたことがあるような気がします。
うっとり優雅な気分でこの展示を見ることができました。
でもスーベニールはあまり楽しいものなかったなー。
そう言えばラファエロって何か映画になっていましたっけ。
あまり劇的な、破天荒な人生じゃないのかな(笑)
歴史的にはあまりある運命を持った巨星なんだけどね。
ラファエロ展に行ってきました。
この時、上野の桜はもう満開に。
なったばっかりだったけど、まだ少し葉桜とはいえ、
まだ散っていない、花吹雪が始まったくらいの桜模様。
2週間も持ってくれたんですね。
威勢よく暖かくなったものの、
何やかやずっと寒かったってことですかね東京は。

桜を見ながら、西洋美術館へ。
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うむ、かっこいい建築物だねー。
ここでラファエロさんと会えるわけですが、
歓迎のしるしとして日本の桜はいいかもしれません。
ラファエロの絵はヨーロッパでさえ500年前の絵だし、
若くして亡くなっているので、点数も少なく貴重です。
ヨーロッパでさえ大規模な展示はあまりないそうです。
ようこそ東京へ!!!
こちらラファエロさん。
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彼はペルジーノで絵の工房を率いていたお父さまに
若いころ死に別れてしまいました。
それでも工房の先輩たちに教えてもらいながら、絵を学んだそうです。
その後その上手さを称えられ、フィレンツェ、続いて
ローマのローマ法王の元へとつき進んでいきます。
フィレンツェでは
仲が悪かったと言われる2代巨匠、ダヴィンチと
ミケランジェロとも交流があったようですし、
彼自身の工房の経営も上手だったそうです。
彼の絵からも感じ取れますが、
きっと人徳があるというか、おおらかなのでしょうね。
この自画像からも感じ取れます。おだやかなオーラですもんね。
時代順に影響を与えた人の絵とともに展示されていました。
順を追って見られるので、頭の整理はしやすかったです。
最近、ドラマチックな感動を呼ぶための、大胆な展示が多い中、
なかなか王道をいっています。
その王道の中でも気品と穏やかなオーラを放つラファエロの絵。
すごいなー。
500年もの前の20歳前~30代の青年の絵です。
工房によるものも多いのに、
この際だった違いがある美しいノーブルな絵。
この時代の宗教画とはどこか一線を画しているのですよね。
ルネサンス的な自由さもあるし、人間らしさもあるし、
とはいえ、古典的な揺るぎない美もある、
絶対的なノーブルさを備えています。
その頂点にあるのは、この絵、大公の聖母です。
なんと柵がなかったので、近づいてみちゃったー!!
背景は後から誰かが黒く塗ったそうです。
だからラファエロ独特の穏やかさというより、
迫力があります。その黒い色のせいで
聖母像の穏やかな顔つきが際立ちます。
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黒く塗ってしまった経緯は不明とのことですが、
時代の流行みたいなことからなされたのではないかと
学者さんが言っていたのを聞いたことがあるような気がします。
うっとり優雅な気分でこの展示を見ることができました。
でもスーベニールはあまり楽しいものなかったなー。
そう言えばラファエロって何か映画になっていましたっけ。
あまり劇的な、破天荒な人生じゃないのかな(笑)
歴史的にはあまりある運命を持った巨星なんだけどね。
またまた芸術の春~
いいですにゃ~ラファエロ。
女性がやさしそうでよいです。
いつまでですか?
4月末にお江戸に行くのだけど…
今から調べてみよう。
お江戸でだめなら、・・・
ルネッサンス時期の絵画結構好きです。
500年前の絵ですから、東京から動かさず、すぐ日本脱出するみたいですよー。
http://raffaello2013.com/
緊張は解けましたでしょうかww
ちょくちょく見てくださっているんですねー。
こちらが緊張ー(*^_^*)
こんなあんな、たらっとした調子で
ブログを続けておりますので、
またぜひぜひいらしてくださーい。
たらっとしたねこ兄弟ネタと
美術館ネタが主ですけどにゃ。
めぐみさんはブログないんですか?
あったらおしえてくださいねー!
やっぱり桜は晴れてる日がいいなー
ラファエロさんは若くして亡くなったのですか。もったいない。
500年前がどんな時代か知識ないんですが
ダヴィンチと言われて少し想像できました。少しですけどね(笑)
トラネコさんの感想にいつもほぅ~と感心しております☆彡
知らないことを教えてもらうのって楽しい♪
ところでラファエロさん。
なんとなくイメージできると
わかりやすくなりますよね。
そんなもんすよ。
この時代はガチガチに権威化していた
キリスト教会に反発する力が
芸術に花開こうとした時代。
科学も発達して地動説などもでて、
キリスト教の教義を揺るがしていました。
そんな時代に
穏やかな人間的な温かみのある絵を
描くラファエロさんは
脚光を浴びたってわけですね。
それが500年たっても、
すんごくね?
ってわけです。
すんげーよね。