議会のTV中継スタート

この６月議会からいよいよスタートした、松戸市議会のテレビ中継。
二日目の昼、休憩時間に中継室におじゃましてみた。＝休憩中はご覧のような静止画面＝議会開会中は、議会事務局３人がこの部屋で画像操作しているＴＶ中継の心臓部です。
モニターカメラとコンピュータが並ぶ。従来のビデオ録画装置や、機材などが整然と配置されている。一室は８畳ほどのスペース。議場全体をカーテン越しに見下ろせるところに位置している。
整然と並んだ機材は、１０年？位前には、今あることを予測し完備されていたという。今年になって中継スタートのために特別に機材を購入するなどの“巨額投資”はないという。なんとまあ、時代の先を見た中継装置完備！に、驚いた。
　　　　

議場内には３台の固定カメラが。操作レバーでズームンズを操り、臨場感のある画像をつくる。私が座る議員席の最前列は、カメラの視野に入っているのが分かる。
以前に視察した仙台市は、議場には質問登壇議員をライトアップする照明灯があり、(これで照らされるとかなり熱いのだという)、民間のテレビ会社員がカメラを操作し、理事者席の表情までライブする、（理事者側を撮影する時は、カメラレンズに赤いサインがでるという。うかうかと眠りはできません）。また、常任委員会にもカメラが入る長岡市などと比べると、かなり中継内容に違いがあるようだ。が、議会のライブ中継としては、まあ及第か。
これからは、インターネットで松戸市ＨＰにアクセスし「議会中継」で、どこからでも議会をライブで、監視ができる。また庁舎内では、アクセス可能だし、２Ｆ・市民サロンのテレビ画面でライブ中継されている。

　実はこの装置ですが、１０年前？にはすでに今を予測して、議会棟に完成していたのだという。今回のスタートに際して巨額？投資はないという。照明ライトが必要ないほど、カメラレンズの性能はいいという。
そういえば・・・初当選した初議会で「要望」していた記録があります。
　ライブ中継を開始することに対する“抵抗勢力”・・・実は、議会側にあったのだという噺を、伺った事がある。いずれにしても、これが、時代の流れ！
初日１９人、二日目１８人と傍聴席に来た市民の数。
＝４日間あった一般質問の傍聴者は８１人でした＝（川井市長、最後の議会雄姿を見る市民）

いそざき吉弘の市議会レポート２００７年１月発行　ＮＯ．１の紙上に・・・
４つのアピール
①議会のテレビ中継　　
　中継の緊張感が議会を活性化し、市政への関心を高める。
②孤独死ゼロ社会のためのコミュニティづくり
　近所同士顔見知りと声掛けで、いつまでも地域で暮らせる社会。
③「マンション課」　ワンストップサービスの実現
　職員の資質向上と市民サービス向上で、頼りになる“すぐやる課”
④シルバー世代のボランティア活動を推進
　長年の経験と知識は地域の宝として活用、新現役世代のパワー
　市役所市民課の横にあるコーナー
このＴＶ放映の画面の真ん中にある一番大きな画面で、開会中の議会中継がされる。