東日本大震災 月命日 <鎮魂・復興・希望・記憶>

絆・・・風化させてはいけない。 あの忌まわしい3・11 東日本大震災・大津波からいまだに仮設住宅で暮らす釜石の方々に想いを寄せています。高齢となっている被災者の方々はもう待ったなしの事態です。・・・ ラグビーワールドカップ2019年の日本開催では、ふるさと釜石市でも開催されます・・・その釜石でいまだに更地となっている天神町1-7・磯崎家の跡地利用計画は頓挫したままです。被災地はとんでもないことが未解決のまま。問題解決にほど遠い日々が続いています・・・。

Amazonから、中野孝次の文庫本二冊届いた。

2013-02-13 12:50:13 | 本:ことば
本棚の整理=“断捨離”に励んでいたら無性に新しい本が読みたくなった。そこで選んだのが中野孝次著『清貧の思想』。本阿弥、鴨長明、良寛、吉田兼好、芭蕉ら先人の生き方の中に、内面の価値を尊ぶ 日本の伝統を見出す・・・と、帯にある。 内藤克人・解説によると、「本書にも描かれた人々の実生活に貫かれた節度と規範が、時代を超えて人間生活の原理であることを説いている。」続けて「市場原理至上主義者らの咆哮。そのイデ . . . 本文を読む

84歳誕生日に記す・・・1枚のメモから。

2012-06-08 17:13:54 | 本:ことば
84歳の日に、2004年(平成16年)12月12日・・・母の自筆メモ 「ながら族 ならぬと決めて 老いし今 本読みながら CDをきく」 同じ手帳に、 「出来ること みな出来た日は 文章の 文字さわやかに かがやいて見ゆ」 これ、2005年(平成17年)1月1日のこと。 この年の正月を迎えるために、12月30日池袋発の夜行バスで、ひとり釜石へ向かった。 日記メモによると・・正月元朝参りは、 . . . 本文を読む

♪メッセージ Let,s stand together 

2012-03-15 12:47:18 | 本:ことば
♪メッセージ Let,s stand together 「絆」 大震災から9ヶ月目の12月11日に行われた、「かまいし第九演奏会」は、釜石高校体育館が会場でした。演奏中の14時46分、(祥月命日)サイレンとともに指揮者のタクトが静止して”黙祷”。そして、”フロイデ”の合唱へと続きました。「成人のつどい」は同じ釜石高校体育館で、284人が出席。新成人代表で抱負発表した消防署に勤務する遠藤さんは、津波 . . . 本文を読む

夫婦の愛は試練で育まれる

2011-11-09 13:49:04 | 本:ことば
 20代は性愛で夫婦ですよ。  30代はけんかで夫婦、  40代は我慢で夫婦、  50代はあきらめで夫婦、  60代は感謝で夫婦、  70代はいたわりで夫婦、  80代は手を取り合って夫婦、  90代は愛し合って、  百歳は永遠に夫婦。    いいものは時間がかかります。 愛は試練を通してしか成長しない。逆境を通して愛は成長する。 この言葉、新生釜石教会で手にした日本キリスト教会出版局・こころ . . . 本文を読む

宮澤賢治のこと

2011-11-02 12:11:12 | 本:ことば
賢治のことであまり知られていないことを、見つけた。 宮澤賢治と岩手日報 賢治の37歳の生涯で、2度の大災害が起こっている。 明治大震災と、昭和8年・三陸大津波は、亡くなる年の3月に発生した。 賢治没後77年のことし、です。 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも 負けぬ 丈夫な体を持ち  詩後半の部分に、災害体験を思わせる内容が広がっている。   . . . 本文を読む

枯葉から落ち葉の季節・・・

2011-11-02 11:04:14 | 本:ことば
今年は数万人が”帰るべき故郷”や家、愛する人を奪われたまま、心身にぬくもりが欲しい季節がやってきた。転変止まない人の世の哀れが、いっぺんに身の回りに溢れ出している。 国中が故郷になり家になり、被災者を支えたい。 絶ってえ 負げでらんねえ  レッツ スタンド トウゲザー . . . 本文を読む

万理一空

2011-09-28 19:59:26 | 本:ことば
「万理一空の境地求め精進」 日本人大関の誕生は、4年ぶり。琴光喜以来、という。その琴・・は、八百長事件ですでに過去の人。 琴奨菊関(27)は、福岡県出身の佐渡が嶽部屋。部屋は松戸市にある。  「万理」「空」は、江戸時代の剣豪・宮本武蔵の兵法書にある、「努力の先に光がある」という意味を込めたという。 現役最多勝利数を更新した「カイホウ関」引退の後に、九州場所の人気者が誕生した。 . . . 本文を読む

そのことば 江戸っ子だってね!?

2011-09-27 19:35:55 | 本:ことば
小学館・WEB日本語 このWEBに「そのことば 江戸っ子だってね!?」のタイトルで、 棚橋正博先生のコーナーが、今日27日からスタートした。 私たちが何気なく使っていることばの多くが、じつは江戸生まれだってご存じでしたか? 「江戸っ子」なことばたちを、江戸の人たちがどうやって生み出し、どのように育てていったのか、「へえ~」と思わずいいたくなる知識を、黄表紙や浮世絵の絵などとともにご紹介していき . . . 本文を読む

いぶり文芸 第6集

2011-09-02 10:36:28 | 本:ことば
昭和51年2月発行、152頁  表紙に「贈る 吉弘君 母より」とありました。 その中の92頁   桜散る 寺静かなり 一周忌 逮捕の灯 ゆれて卯月の 影おぼろ おくつきに 椿残れり 一周忌 また、116ページ  “みちのくの旅より”    仙台市舟岡城址にて 胸をはり 天にとどけと そびえ立つ 舟岡城の 樅の木あわれ さしみより 骨多からん この漁夫の 獲物なればと 庖丁をとぐ . . . 本文を読む

原発・放射能汚染に狂わされる人生 

2011-09-01 22:26:55 | 本:ことば
原発事故に伴う賠償基準の議論がある中で、原発30㌔圏外の「自主避難者」には支援がない。 放射能の不安から、止む無く強いられて長年住み慣れた土地を去っている人が多い。 政府が決めた避難区域の圏外から避難した「自主避難者」たち。原子力損害賠償紛争審査会の中間指針では「自主避難」は、賠償対象とはなっていない。 避難者を支援してきた東京災害支援ネット(とすねっと)代表の森川弁護士は、「自主避難(者)と . . . 本文を読む

定本・雪と足と:たいまつ16年 むの たけじ著

2011-08-28 13:09:08 | 本:ことば
先日25日のBS放送で、むの たけじ氏がNHK有働アナウンサーを相手に、96歳のジャーナリストとして熱弁を奮っていた。この日私の本棚から取り出した2冊は、いずれも1970年、昭和45年2月発行のものでした。 (左)定本 雪と足と 三省堂 B6 257頁 定価500円     他に「詞集 たいまつ」 (三省堂新書) ・・・時代の風雪に耐え抜き、秋田の農民とともに生き抜いて、自己自身の足で立ち、あゆ . . . 本文を読む

「原発のウソ」京大原子炉実験所 助教 小出裕章著

2011-08-13 16:17:31 | 本:ことば
かつて原子力に夢を持ち、研究に足を踏み入れた人間。 でも、原子力のことを学んでその恐ろしさ危険性を知り、自分の考え方を180度変えた。メリットよりもリスクの方がずっと大きい。しかも、私たちは原子力以外にエネルギーを得る選択肢をたくさん持っています。  私が「原子力は危険だ」と気付いたとき、日本にはまだ3基の原子力がありませんでした。何とかこれ以上原発を造らせないようにしたい、危険性を多くの人に知っ . . . 本文を読む

おひさまのいろ  月にのるこども  詩集:三宅知子著

2011-07-18 12:16:06 | 本:ことば
三宅知子著 かど創房 1992年の詩集と、1999年の詩集   10数年ぶりに、この詩集を開きました。 夏の   太陽は 燃えながら 話をしている     夕立雲の手で 口を おさえられるまで ひまわり  夏のざわめきを   かきわけながら    黄色の花火を     うちあげながら       のぼっていく ひまわり          あなたのふるさとは 夏の太陽 . . . 本文を読む