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任期満了に伴う柏市議選が31日告示され、定数36に現職30、新人14、元職7の計51人が届け出た。
前回より定数を4削減し、激戦模様だった。
党派別の立候補者の内訳は民主1、自民5、公明7、共産5、みんな1、社民1、市民ネット1、新社会1、無所属29。
投票は7日午前7時~午後8時、72カ所で行われ、午後9時15分から柏市柏下の市中央体育館で即日開票された。
=松戸市の103ヶ所・投票所、700ヶ所超(?)の市内広報掲示板の数など、別途比較検討=
30日現在の選挙人名簿登録者数は32万6365人(男16万2325人、女16万4040人)
選挙:柏市議選ルポ
放射能対策に温度差
期日前投票は4割増--7日投開票
任期満了に伴う柏市議選は7日の投開票に向けて、激しい選挙戦が続いている。市内は東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が比較的高く、積極的な放射線対策を掲げる候補がいる一方で、選挙活動でほとんど触れない候補も。必ずしも争点になっていない状況だが、3日までの期日前投票は4割以上増えている。
「放射能から子どもたちを守ります。○○です」--。定数36に現職30、新人14、元職7の計51人が立候補し、市内を選挙カーが行き交う。選挙カーから放射線対策と候補者名を並べて連呼する陣営もある。
対策を求めて6月に1万人以上の署名を市に提出した「柏の子どもたちを放射能汚染から守る会」は告示前の7月末、候補者全員に対し、子どもの年間被ばく線量やこれまでの市の取り組み、原発についての考え方などについて、公開質問をしてインターネットに回答を掲載(http://kashiwamoms.wordpress.com./)した。
しかし、回答した候補は31人(現職13、新人11、元職7)で約6割にとどまった。代表の主婦、大作ゆきさん(33)は「関心のある人とない人に分かれ残念。有権者は判断材料にしてほしい」と話す。
一方、回答しなかったある現職は毎日新聞の取材に「騒いでいるのは若い母親たちだけ。自分の支持層とは重ならない」。別の現職は「忙しかった」と理由を話した。
3日まで3日間の期日前投票は1万330人で、前回同期の7227人に比べ増えたが、市選管は「制度が浸透したのか、関心が高いのかは分からない」と話す。4年前の投票率は43・24%で、ベテラン候補も「財政再建など他にも課題はある。盛り上がっているとは感じない」と語る。
写真は、8日付け・朝日新聞朝刊 「最低の投票率 37・62%」
「民主政治に基盤を崩す=選挙時の低投票率について」は、
先週4日投稿のここに
9日付け・千葉日報は・・・
民主系惨敗、わずか1議席
市長選、県議選挑戦組が上位に 柏市議選36人決まる
任期満了に伴う柏市議選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、深夜に36人の新議員が決定した。
前回選挙で公認候補5人を当選させた民主は今回、公認1人が議席を守ったものの民主系無所属現職2人が落選するなど惨敗。
公明、自民はそれぞれ全公認候補が当選し、無所属新人の当選はわずか4人だった。市議からの転身を図って2年前の市長選、今春の県議選に挑戦し敗れた元職4人はいずれも返り咲き、トップ10に名を連ねた。
今回選挙は定数4減で、15人オーバーの51人で激戦を展開した。投票率は伸び悩み、過去最低の37・62%となり前回の43・24%を大きく下回った。
前回より定数を4削減し、激戦模様だった。
党派別の立候補者の内訳は民主1、自民5、公明7、共産5、みんな1、社民1、市民ネット1、新社会1、無所属29。
投票は7日午前7時~午後8時、72カ所で行われ、午後9時15分から柏市柏下の市中央体育館で即日開票された。
=松戸市の103ヶ所・投票所、700ヶ所超(?)の市内広報掲示板の数など、別途比較検討=
30日現在の選挙人名簿登録者数は32万6365人(男16万2325人、女16万4040人)
選挙:柏市議選ルポ
放射能対策に温度差
期日前投票は4割増--7日投開票
任期満了に伴う柏市議選は7日の投開票に向けて、激しい選挙戦が続いている。市内は東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が比較的高く、積極的な放射線対策を掲げる候補がいる一方で、選挙活動でほとんど触れない候補も。必ずしも争点になっていない状況だが、3日までの期日前投票は4割以上増えている。
「放射能から子どもたちを守ります。○○です」--。定数36に現職30、新人14、元職7の計51人が立候補し、市内を選挙カーが行き交う。選挙カーから放射線対策と候補者名を並べて連呼する陣営もある。
対策を求めて6月に1万人以上の署名を市に提出した「柏の子どもたちを放射能汚染から守る会」は告示前の7月末、候補者全員に対し、子どもの年間被ばく線量やこれまでの市の取り組み、原発についての考え方などについて、公開質問をしてインターネットに回答を掲載(http://kashiwamoms.wordpress.com./)した。
しかし、回答した候補は31人(現職13、新人11、元職7)で約6割にとどまった。代表の主婦、大作ゆきさん(33)は「関心のある人とない人に分かれ残念。有権者は判断材料にしてほしい」と話す。
一方、回答しなかったある現職は毎日新聞の取材に「騒いでいるのは若い母親たちだけ。自分の支持層とは重ならない」。別の現職は「忙しかった」と理由を話した。
3日まで3日間の期日前投票は1万330人で、前回同期の7227人に比べ増えたが、市選管は「制度が浸透したのか、関心が高いのかは分からない」と話す。4年前の投票率は43・24%で、ベテラン候補も「財政再建など他にも課題はある。盛り上がっているとは感じない」と語る。
写真は、8日付け・朝日新聞朝刊 「最低の投票率 37・62%」
「民主政治に基盤を崩す=選挙時の低投票率について」は、
先週4日投稿のここに
9日付け・千葉日報は・・・
民主系惨敗、わずか1議席
市長選、県議選挑戦組が上位に 柏市議選36人決まる
任期満了に伴う柏市議選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、深夜に36人の新議員が決定した。
前回選挙で公認候補5人を当選させた民主は今回、公認1人が議席を守ったものの民主系無所属現職2人が落選するなど惨敗。
公明、自民はそれぞれ全公認候補が当選し、無所属新人の当選はわずか4人だった。市議からの転身を図って2年前の市長選、今春の県議選に挑戦し敗れた元職4人はいずれも返り咲き、トップ10に名を連ねた。
今回選挙は定数4減で、15人オーバーの51人で激戦を展開した。投票率は伸び悩み、過去最低の37・62%となり前回の43・24%を大きく下回った。