一筆啓上・釜石市追悼式で聞いた声・・・

一筆啓上・・・釜石市追悼式で聞いた声・・・「がんばろう日本」「絆」って、何なんだ！！　３月１１日釜石高等学校体育館で行われた釜石市犠牲者追悼式に参列し、祭壇に献花してきました。式次第には、２月２９日までに死亡届けが出された釜石市民の方々９９４人のお名前が掲載されていました。この度の大震災・大津波で亡くなられた方々に、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。＝「復興釜石新聞」によると、釜石市の死亡者は８８９人、うち身元不明１８人、行方不明１５８人（１０日現在）＝。 被災された多くの方々は、いま仮設住宅での厳しい生活を余儀なくされています。一年が経過して、少しずつ声を上げるようになった様子が伺われました。「ハア・・、ゆ・る・ぐ・ねー」「生きてゆくのが、難儀ダア」「ここの一人暮らしは、辛く、寂しい」「亡くなった人を思い、自分のいのちと向き合う一日、一日だあ」「明日の希望が見えない、崖っぷちで必死の暮らし」「復旧の計画すらまだない」「絶望的だが、小さな希望は捨てたくない」と、２日間の釜石滞在で伺った”釜石人”の声です。更地となっていた天神町の我が家の跡地も未定、です。 ＜鎮魂＞＜復興＞ これから先ずっとずっと「絆」が、問われてきます。