写真は昭和音大大学院1年日景くん
いつものレッスンではなく、楽譜の読み方や、楽譜へのアプローチ、作曲家について、タイトルについて、今回はドビュッシーの作品を使ってレッスン‼️
クラシックサクソフォンはピアノ、声楽、弦楽器、他の管楽器に比べて歴史が浅いので、楽譜を読む時に、作曲家について勉強することや、時代、国、その他によって作曲家の楽譜の書き方が、例えば、楽典の本を覚えてるだけでは読み取り方が足りないことに気が付きにくいと感じます。
他の楽器の場合は古典などから楽譜を読んでいく勉強をしますが、クラシックサクソフォンは古くてもいきなり1900年少し前からしかオリジナル作品がありません。エチュードにしてもオーボエのエチュードやクラリネットのエチュードを使ったりします。
その前の時代にサクソフォンが発明されていないので仕方のないことです。
どうしようもありません。
作品を書く作曲家は2000年に生まれたとしても、やはり以前からの他の作曲家の作品などを勉強した上で、新しいものを生み出そうとしています。
例外ももちろんあると思われますが、時代の流れをしっかり読んでいくことは、他の分野にとっても大切なことだと理解しているので、サクソフォンのこの世界の楽譜をしっかりと読むには、他の楽器の作品を使ってでも、古きをたずねて新しきを知る、これはとても大事なことだと思っています。
大学院生にはそんなところをしっかり研究してもらいたいと、その流れでレッスン‼️