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ドストエフスキー論で「物理学の革命」のモデルを用いた小林秀雄が示していること-小林秀雄と理論物理学と20世紀の「物理の革命」-
(2024-10-07 07:05:45 | 日記)
私たちは、小林秀雄の文体を模倣しても、小林秀雄になることは、できない。その理由の... -
小林秀雄のベルクソン論である『感想』と辿る物理学の革命の軌跡②-「相対性理論」から「量子物理学」へのパラダイムの転換が小林秀雄にもたらしたもの -
(2024-10-06 07:17:08 | 日記)
アインシュタインの相対性理論の出現によって、ニュートン的な古典物理学は、根底から... -
小林秀雄のベルクソン論である『感想』と辿る物理学の革命の軌跡①-古典物理学から相対性理論と量子物理学へ-
(2024-10-05 06:59:55 | 日記)
小林秀雄の『感想』が、量子論の問題を中心に展開しているように、小林秀雄の関心は、... -
ベルクソンの哲学と量子力学を前提にする小林秀雄の「宿命の理論」-小林秀雄の「宿命の理論」を理解するために必要なこと-
(2024-10-04 07:29:28 | 日記)
小林秀雄は、『様々なる意匠』というデビュー作のなかで、マルクス主義から新感覚文学... -
ベルクソンンとアインシュタイン、 小林秀雄とベルクソン、そして小林秀雄とアインシュタイン-小林秀雄と理論物理学-
(2024-10-03 07:04:16 | 日記)
小林秀雄のベルクソン論である『感想』は、合計56回に及ぶ連載評論であるが、49回... -
ベルクソンのいう「贋の追想」に抗う大岡昇平の姿から-大岡が『野火』のなかでベルクソンに言及した理由-
(2024-10-02 06:54:31 | 日記)
大岡昇平は、敗残兵がフィリピンの荒野を彷徨し、「人肉喰い」の場面に直面する小説『... -
小林秀雄がベルクソンの遺書に付け加えた「君達には何もわかっていない」ということばから
(2024-09-27 07:29:06 | 日記)
小林秀雄のベルクソン論である『感想』の第1回目は、ベルクソンの遺書の紹介で終わっ... -
理論(アシル)は現実(亀の子)に追いつけないということ-小林秀雄の「アシルと亀の子」にみるベルクソンへの想い-
(2024-09-26 07:11:34 | 日記)
小林秀雄にとって、ベルクソンとは、何であったのだろうか。小林秀雄の初期の雑誌連載... -
ベルクソン論というかたちで公開された小林秀雄の素顔-小林秀雄のベルクソン論である「感想」からみえるもの-
(2024-09-25 07:04:49 | 日記)
小林秀雄は、ベルクソン論である『感想』を途中で放棄したことについて、数学者の岡潔... -
小林秀雄の思考がなぜ原理論的なものになったのか-マルクス主義との批判、対決を通じて確立された小林秀雄の「文芸批評」-
(2024-09-24 07:14:15 | 日記)
なぜ、吉本隆明も柄谷行人も、そして小林秀雄もマルクスを問題にするのであろうか。そ... -
中村光夫に「マイナス百五十点」と評された三島由紀夫-いま三島由紀夫を読むということとは?-
(2024-09-23 06:27:03 | 日記)
三島由紀夫の経歴は、近代日本の作家たちのなかにあって、極めて異色であるといえよう... -
ヨーロッパ文化圏で「哲学者」が担っている役割を「文芸評論家」が担ってきた日本近代-小林秀雄以降とは-
(2024-09-22 07:17:00 | 日記)
江藤淳は『小林秀雄』のなかで、「小林秀雄以前に批評家はいなかった」と述べた。小林... -
ことばの「意味」にこだわると読めない三島由紀夫の恋愛小説にみるもの-「意見」や「思想」を持たない論理的な恋愛劇の登場人物たち-
(2024-09-21 07:28:37 | 日記)
三島由紀夫は、「思想」や「意見」を持たない人であったのかもしれない。そのように考... -
三島由紀夫が待っていた「告白」するに足る内容の挫折の到来-三島由紀夫の『檄』の一文から-
(2024-09-20 07:13:38 | 日記)
「待った」ということばが、なんと多く使われているのだろうか。三島由紀夫の『檄』の... -
「告白」という形式に依拠する近代文学への批判を込めた『仮面の告白』というタイトル-三島由紀夫の「仮面」の下-
(2024-09-19 06:42:00 | 日記)
三島由紀夫は『仮面の告白』の書き出しの一節なかで、主人公が、「自分の生まれたとき... -
三島由紀夫と江藤淳の太宰治批判からみる近代日本文学の存在基盤の問題
(2024-09-18 06:37:12 | 日記)
三島由紀夫は、『小説家の休暇』のなかで「私が、太宰治の文学に対して抱いている嫌悪... -
ドラマ性を持ち、拡大したミニマリズム- Philip Glassの「Satyagraha」を聴いて-
(2024-09-13 06:43:00 | 日記)
20世紀の歴史が特に複雑であるように、2... -
政治の二極化とともに、強まるアメリカ人の「民主主義のあり方」への不満-アメリカ合衆国について⑧-
(2024-09-12 07:06:53 | 日記)
初代大統領のジョージ・ワシントンは、退任時に不安を覚え、建国間もないアメリカが不... -
概念のオペラ-マーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴いて①-
(2024-09-11 07:21:41 | 日記)
現在のチェコ、当時のオーストリア領ボ... -
『葬送行進曲』から始まった「新しいマーラー」-マーラー交響曲第5番を聴いて-
(2024-09-10 07:35:28 | 日記)
私たちは、ともすると華美で壮麗なヨーロッパ文化を思い描きがちであるが、それは皮相...