日本をよくする大阪府民の会

活動方針
1「互敬の世紀」を築く
2我国の歴史と文化に基ずく日本文化の継承
3道徳教育、歴史教育で次代を育成する

樋口希一郎中将の功績

2023-03-15 11:48:36 | 日本をよくする会大阪府民の会
昨秋、樋口季一郎中将出身地の淡路島にある伊弉諾(いざなぎ)神宮(兵庫県淡路市)に功績を伝えるため銅像が建立されたことを受け、当会で参拝及び、研修会が開催されました。事績の一部をご紹介します。

 『大正14年 陸軍中将はポーランド駐在武官として赴任していました。その時、コーカサス地方グルジアの寒村で一人の老人に呼び止められた。
日本人だというと、老人は樋口を貧しい家に招き入れ、目に涙をためて、ユダヤ人が欧州で迫害されていることを述べ、
日本の天皇がユダヤ人を救ってくれる救世主に違いない、と樋口に言った。
このことを、樋口は生涯忘れなかった。そして、このユダヤの貧しい老人の一言が、樋口が多数のユダヤ人救出に向かう引き金だと言われている。
しかし、何故、コーカサスの貧しい老いたユダヤ人が「天皇がユダヤ人の救世主だ」と言ったのか。

 イスラエル建国の父といわれる、ヨハン・トランベルドール(1880~1920年)は北コーカサスの生まれで、明治37~38年の日露戦争にロシア兵として出征し、
旅順要塞攻防戦において左腕を日本軍の砲弾に吹き飛ばされ、旅順降伏開城後日本軍の捕虜となり、大阪の浜寺ロシア兵捕虜収容所に来た。
トランベルドールは、何故、この小さな貧しい日本が、大国ロシアを破ったのかと疑問に思った。その時、一人の無名の日本兵が彼に言った。

「祖國の為に死ぬことほど名誉なことはない」と。その時、祖国の無いトランベルドールは、「その為に死ぬことができるユダヤ人の祖国」をつくる決意をした。
そして、コーカサスに戻ったトランベルドールは、その郷里で、パレスチナにユダヤ人の祖国をつくる活動を開始する。
その彼の左腕は、捕虜の時に明治天皇から下賜された義手であった。彼は、日記に、「来たるべきユダヤの国家は、明治の日本のような国であるべきだ」と書いている。

グルジアで樋口希一郎に、「天皇がユダヤ人の救世主だ」と語った貧しい老ユダヤ人は、日露戦争から生還したトランベルドールから「日本の天皇」のことを聞いていたのであろう。』
【令和4年4月25日西村慎吾の時事通信より抜粋】

先日大地震で甚大な被害を被ったトルコは、世界有数の親日国と言われています。その理由は様々ですが、明治23年9月に和歌山県串本沖で帰国途中の軍艦が台風に遭遇し難破しました。
それを知った大島の住人は自らの危険も帰り見ず全力で救援活動しました。自分たちの食料にも事欠く中惜しげなく遭難者に与え、島民挙げて看病し、トルコ国民から感謝されました。
そして、昭和60年イラン・イラク戦争時48時間後にイラン上空を飛ぶ航空機は無差別に攻撃すると声明があり、我が国航空会社が派遣を躊躇う中、
トルコは2機の救援機を差し向け215名の日本人を期限の一時間前に脱出させました。トルコ人の残留者は陸路で帰国されたようです。
 
最初の事績は一人の無名の日本兵の言葉により、そして、二つ目は大島島民の行為によりその後に連なる歴史を創造しました。
私が子供のころは明治生まれの方も多くご存命で家や地域そして、國家の名誉を穢してはならないと、大人の会話から感じることができました。
また、祖父や祖母から直接諭されたこともありました。昭和の終盤から平成にかけては國を愛することや護ることを語ることは遠慮がちでしたが、
電子空間が充実し誇るべき真実の歴史が白日の下に晒され、ようやくそれらの事を堂々と語ることができるようになりました。

私たちは正しい歴史認識を持ち、言動の機会があれば躊躇することなく後世に伝えるべきではないでしょうか。
それを見聞する者に志があれば歴史を創造するほどの大きな影響を与えることもあります。道義國家再建に共に尽力いたしましょう。
                                (川端 徹 記)

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時局講演会のご案内

2023-03-07 11:03:16 | 日本をよくする会大阪府民の会
会員の皆様におかれましては、日本をよくする為にご活躍のことと存じます。
昨年は安倍元首相を失うなど国内外とも激動の一年でした。波乱の国際情勢の中でわが国の
安全保障体制をどのように構築するのか?その基盤となる憲法改正を進めるために、身近で
取組めることはないか?
 長尾たかし氏をお迎えして講演会を行います。 会場は少人数による身近な距離でお話を
伺う事ができますので、どなたでもお誘いあわせの上ご参加賜りますようご案内申し上げます。 

    日 時  令和 5年 3月 11日(土) 
               <定時総会終了後> 
          14時15分   受付開始
14時30分   時局講演 (元)衆議院議員 長尾たかし 氏         
                               
         16時00分   閉 会

会 場   モラッキー(MORACKY) 末広 2F研修室  大阪市北区末広町2-5
   <地下鉄南森町駅⑥出口北100M2つ目信号西入る、JR天満駅を南に600M>

 参加費    無 料
         (50席準備しています、当日先着順に着席いただきます)

主 催   日本をよくする大阪府民の会
後 援   日本世論の会近畿支部
問合せ先  金子  090-6679-7796              




 
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建国記念の日をお祝いする府民の集い

2023-02-11 18:52:25 | 日本をよくする会大阪府民の会


「建国記念の日をお祝いする府民の集い」が行なわれた。
・橿原神宮遥拝~聖寿万歳など式典の後、「防衛力強化と憲法改正」と題し 
元空将・麗澤大学特別教授の織田邦男氏の記念講演があった。

(以下講演要旨)
ウクライナ侵略戦争からよりはっきりと見えるわが国の備えであるが、
 ようやく「安保関連3文書の改訂」「防衛費GDP比2%」など定まったが、
世界の主要国と比べると国民1人当たりの国防費はまだまだ圧倒的に少ない。 
国土がもし戦場になれば無限大のコストがかかる。このことをよく考えるべきである。

 中国は 習政権が続く前提で、2027年までには必ず台湾侵攻がある。 
しかし現憲法では自衛隊の能力を十分発揮できない。 
例えば「必要最小限」はよく使われる表現であるが、
災害派遣で「必要最小限の活動」などはあり得ない。

 いかなる時もその能力を最大限発揮させる組織を作らねばならないのに
「必要最小限の武力行使」は大いに矛盾している。 
 1日も早く憲法改正して自衛隊の地位を明らかにする必要がある。 
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建国記念の日 講演会のご案内

2023-01-10 10:32:26 | 日本をよくする会大阪府民の会
「建国記念の日をお祝いする集い」のご案内
・日時 2月11日(土・祝) 14時~16時
・会場 エル・おおさか6階 大会議室 <「天満橋駅」西へ300m>
・講演 織田邦男氏(元空将・麗澤大学特任教授)
    「防衛力強化と憲法改正」
・参加費 1000円
・主催 日本会議大阪
・申込・問合せ先 06-6245-5741 まで
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新年のご挨拶

2022-12-31 23:08:37 | 日本をよくする会大阪府民の会
令和5年の新年あけましておめでとうございます。
 昨年は7月に安倍元総理の暗殺事件が起こり、また新型コロナの完全終息には至らず、
そして2月末からのロシアによるウクライナ侵攻が継続のまま新しい年を迎えました。
まさに私たちは混沌とした状況の時代にいます。

国の衰退の原因は内部の不協和が原因と言われます。
本会はこのような時代にこそ私たちの先輩が示された「公」を
今よりも少し優先する気持ちの普及を通じてより良い日本を次の世代に渡したいと活動しています。
私も微力ながら力をつくしてまいりたいと思います。
                日本をよくする大阪府民の会 会長 中谷 格
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