私を育ててくれた、祖父の最後は、すでになくなっていて、親類がまわりにいる状態でした。まだ、25才くらいで、人の死と
いうものが、あまり分からず、そこになくなっている祖父を親類といっしょに弔うことが最後の礼儀だと思っていました。
しかし、今は、多くの人を看取る環境にあり、最後までそばに居てあげることがどんなに、その人を励ますことができるか
そして、病院で死ぬのではなく、家で家族に見守られて、死ぬのが残されたものの心にもとても素晴らしいことだとかんじている。
私を育ててくれた、祖父母の最後は看取ることができなかったが、5才で生き別れになった母を最後まで看取ることがで
きたことを感謝している。唯一の兄弟である、兄を看取ることが私の責任でもある。
まだ、遅くはありません。どうぞ、年老いた、お父さん、お母さんのそばにできるだけいてあげてください。
あなたの父と母を敬え。そうすれば、あなたはながらえるでしょう。(聖書)