神に生かされた人生!

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これからの認知症の人への対応  

2014-04-30 05:52:56 | 日記
これからの認知症の対応をこんなふうにしていきたい
 
 
と思っても、なかなか、それをすることがむずかしいの
 
です。
 
では、どんな対応を夢見ているのか。
 
 
認知症の人をお世話するのに一番大切なことは、その
 
人の行動、言動、感情を否定しないことです。
 
その人の今の時間は、過去の時代をいきているからで
 
す。.
 
その人がどのように暮らしてきて、どんな時代をいきて
 
きたか、を介護する人はある程度の知識をもたなけれ
 
なりません。
 
私は民生委員を2年9か月していて、一人暮らしの高
 
齢者に1か月1回訪問してきました。
 
その人に玄関で挨拶するだけでなく、一人30分くらい
 
の時間をとって、コミュミュケーションをとってきました。
 
話をするなかで、昔の思い出をはなしてくださいました。
 
福岡県の北九州市で生まれ、東京に出てきて、としと
 
って、逗子の地に来られたいとの話をきくことができま
 
た。
 
北九州市で生まれた人のおじいさんは、戦争前警察
 
官でした。小さい頃、兄弟の中で女の子は彼女一人で
 
したので、とても、かわいがられましたが、しつけは厳
 
かったようです。
 
御父さんやお母さんより、おじいさんのしつけがきびし
 
かったようです。
 
たとえば、おじいさんが警察官の仕事を終わって、家
 
に帰ってくる前に、庭の掃除や廊下の拭き掃除などを
 
しておかなければならず、おじいさんが自転車で帰っ
 
てくる時間になると一生懸命掃除をはじめ、おじいさん
 
がかえってきたときは、きれいになっている状態にした
 
とか、学校がちかかったので、学校の先生が私の家の
 
風呂にはいりにきたとか、私は一番に学校へ行って、
 
職員室の掃除をしてあげた、学校は家の延長だったな
 
ど、昔を思い出しながら、楽しそうにはなされた。
 
戦争の時は、高校生だったけれども、勉強は学度動員
 
で、ほとんどしなかった。
 
学校にいくよりも、工場にいって、兵隊さんといっしょに
 
働くのがたのしかった。
 
風船爆弾をつくった。
 
北九州は本当は原爆が落ちる目標地点だったけれ
 
ど、雲があって、まちがって、長崎に落ちたんだよ。北
 
九州で、日本製鋼の会社に父親がつとめていて、そこ
 
の知り合いの息子と結婚した。
 
東京の、板橋に引っ越した。そして、病院で医療事務
 
の仕事をながくした。
 
私は、自分のはたらいたお金で、外国旅行をした。
 
年取って、逗子に引っ越してきた。
 
私たちが生きた時代は、戦後ですが、80台の人たち
 
が生きた時代は戦前で、壮絶な体験をしているにもか
 
かわらす、本人はそんな悲惨さもなく、楽しそうに話される。
 
話す中で、き自分の知らない時代、その人の思い、わ
 
からないこともその人の話の中で、人間として、共有で
 
きるものがあります。
 
認知症の人にたいしても、このようなお話を聞いたり、
 
その人を理解しながら、日々のコミュニュケーションを
 
とることは大切です。
 
自分の思い出を何度でもはなしますが、其のたびには
 
じめてきいたように、感動してあげると、その人の気持
 
ちも楽しい時間となります。
 
ぜひ、おかあさん、おとうさんが戦前どんな時代をいき
 
たのか、どんな思いで生活したのかきいてあげてくださ
 
い。
 
私の働いている施設では、日々コミュニュケーションを
 
とっています。話し出すと、9人の利用者さんと、スタッ
 
フがその話からいろんな話題を互いに出すので、話が
 
広がっていきます。
 
おしゃべりだいすきなので、女の人はその時間が大好
 
きです。fそして、そのことが脳の活性化にとてもよいの
 
す。
 
業務に追われると、利用者さんの関わりができなくなっ
 
てしまいます。
 
早番、日勤、遅番、夜勤という業務がありますが、連携
 
をとって、声をかけながら、していきます。
 
利用者さんは、私たちの動きをしっかり見ています。
 
たとえば、スタッフの服とかこの服おしゃれだねとか、
 
とても興味をもって、見ています。
 
女性はやはり、フアッションに年取っても、興味があり
 
ます。
 
私たちの人間の頭の細胞には、ミラー細胞というのが
 
あります。
 
その細胞は、他人の動き、感情をあたかも、自分の感
 
情のように錯覚していきます。
 
なので、スタッフ同士が仲が悪かったり、業務で仕事を
 
おしつけあったりしていると、そっちのほうに気が向い
 
て、利用者さんの心に沿うことが難しくなります。
 
早番、日勤、遅番、夜勤の連携をしっかりとりながら、
 
ゆとりを作って、利用者さんと接する時間をとれ、コミュ
 
ニュケーションの時間を充分とってほしいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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