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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「ザ・ビーチ」

2010-07-19 | 映画───サスペンス・ホラー
梅雨が過ぎたら暑い日が続きますね。
海の日なので、海に関した映画を探していたら、でてきました。
その名も2000年の映画「ザ・ビーチ」

学生時代に聞いていた、英語のヒアリングの教材に入っていたので、以前から観てみたかった作品。
楽園を求めて海に浮かぶ孤島をめざした若者たちのサバイバル・サスペンス。といっても、怪物や原住民に追われるわけではありません。

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刺激を求めてバンコクを一人旅している青年リチャードは、ホテルで知り合った男から、伝説の孤島「ザ・ビーチ」のことを聞く。自殺した男が残した地図を手がかりに、フランス人のカップル、エチエンヌとフランソワーズを誘って、孤島探しに。

美しい珊瑚の海、豊かな自然に囲まれたその孤島は、まさに楽園にふさわしかった。
島にはリチャードたちのように何人かの若者がコミュニティをつくって、楽しく暮らしている。だが、島の利益と秘密を守るために、自由に外へ出ることは許されなかった。そして、リチャードが渡した地図を手に、島に次々に訪問者がやってくる。そして、悲劇がはじまった…。

大自然のなかで暮らしてはいるが、けっきょく陰惨な人間社会の縮図であることは変わりない。
最後は若者たちが島を脱出してしまうのですが、「楽園は自分のなかにしかない」とネットの仮想コミュニティに入れこんでいるリチャードのその後が気になりますね。

とちゅうから、主人公が狂気じみてきてワケがわからない話の流れに。
主演のディカプリオは、百以上のオファーを蹴ってまで本作に挑んだそうですが、もっと違う人物がやればよかったような、と思ってしまうのは「タイタニック」の印象を引きずってしまうせいかも。

あまり、希望がもてるような話じゃないですね(苦笑)

監督は「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル。
原作はアレックス・ガーランドの同名小説。

ザ・ビーチ(2000) - goo 映画


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