10年以上前に書いた初期作「キーホルダー─過ちの鍵─」の加筆修正版です。マリア様がみてるの原点はやはり、紅薔薇姉妹の祥子×祐巳ですね。オール健全なほんわか百合です、ご安心ください(笑) . . . Read more
マリみてシリーズ短編集のなかでも、メルヘン要素漂うスペシャルストーリー傑作選。今回のテーマは本。なんとなんと、祐巳と祥子の母親世代のふれあいから、蟹名静のあの騒動の前日譚までと、ファンなら溜まらない一冊となっております。 . . . Read more
おちゃらけ星人の佐藤聖は、なぜ、妹の藤堂志摩子にだけは「ちょっかいを出さなかった」のか? その謎が明かされる白薔薇姉妹の出会いを描いた傑作エピソードは、三薔薇さまご卒業の「いとしき歳月(後編)」所収。「いばらの森」の久保栞エピソードと合わせて読むと理解が深まりますね。
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リリアン女学園のスター白薔薇さまに自叙伝小説出版の疑惑が?! 祐巳と由乃は真相解明に乗り出すが…。その後の百合作品の多大な影響を与えた名作回「白き花びら」で、佐藤聖と久保栞の禁断の恋が明らかに。
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平成百合ブームの古典作ライトノベルシリーズ初の短編集。雑誌「コバルト」に掲載された掌編をみごとに再構成、脇役キャラをも存分に輝かせる今野緒雪先生の健筆をとくとご堪能下さい。なんと、今巻は、百合アニメ豊作年と名高い記念すべきあの2004年1月に刊行されたものなんです。 . . . Read more
リリアン女学園の体育祭はひと味違う?! 紅、白、黄薔薇ファミリーが色別対抗戦で大激突。険悪ムードな妹候補の細川可南子と無謀な賭けをしてしまった福沢祐巳。その勝負の行方はいかに? . . . Read more
夏休み後半、花寺学院との合同学園祭実行を前にして、山百合会では秘密のミーティング。祥子さまの男嫌い荒療治のために画策する祐巳だったが…。ほか、白薔薇と黄薔薇の姉妹の短編も収録の学外編。今回はコミカルテイスト満載で、百合カラー薄め。 . . . Read more
第十八話を更新。マリア様がみてる二次創作小説第三弾、長編シリーズ「いたずらな聖職」の第七部。 またしても春の課題に追われている佐藤聖。その彼女に、ゴーストライター疑惑がもちあがる…。 . . . Read more
特別なエリートだけで構成された名誉職ではない、親しみやすさのある主人公によって万人に開かれた場所になっていく過程は、組織内でのヒエラルキーによる硬直を打破する糸口を教えてくれます。
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「包みこんで守るのが姉、妹は支え」「貴女がそこにいる。それだけで人生変わっちゃう人もいる」──数々の百合名言を生んだ名エピソード。生徒会選挙に殴り込みをかけた謎の立候補者をめぐり、白薔薇と紅薔薇にひと波乱?! おまけ話のお正月編もクスリと笑って楽しめます。 . . . Read more
ありのままに輝く薄幸の女性の救済でもなくて、運命に雄々しく抗い闘うヒロインでもなくて、魔法も剣も超能力もないけれども、極端な濃厚なラブもないけれども、それでも、他人と関わって生きることの大切を清らかな少女たちの淡い学園ストーリーで教えてくれる。そんなこの百合小説はいくつになって読み返しても新しい発見があります。いまの日本はもう女性がかなり孤独に生きねばならない時代にもなっています。そんな時代に、女性どうしのゆるやかな連帯と交情を描いたこの物語はふたたび読まれるべき価値があると、私は切実に思うのです。 . . . Read more
シリーズ刊行17冊目、初の短編集「バラエティギフト」に同封されていた、集英社のチラシ。ライトノベルや漫画のコミックにはおまけでついてきますが。改めて読むと、面白い情報が載っていたりしますよね。思い出語りのために書きしるしておくことにします。よくこんなサービスあったもんだ、集英社、恐ろしい子──! . . . Read more