-3月11日-
この日は、とても悲しい記憶すべき日である。
思い返すと、あの日はといえば私もまだ現役で仕事をしていた時で、
何かとんでもなく大きな地震があったということで、同僚とニュース速報を見た。
刻々と報じられる驚きの映像に、ただただ呆然と見るしかなかった!
田畑を飲み込む津波の前をゆっくりとしか見えない逃げる軽トラックや、
押しつぶされる家々の映像に、ただただ唖然と見入るしかなかったのを覚えている。
そうなんだ、あれからすでに12年も経つんだと時の流れの速さに戸惑いも感じる。
リメンバー東北!地震国日本で暮らす私たちが持つべき覚悟をあらたにさせられた。
そんな日ではあったが、急に思いついて10時ごろ家を出た。
途中で都市高の事故に巻き込まれたり、原因不明の渋滞だったりで
予定より1時間ほど遅れてその地に着いた。
駐車場で軽くランチを済ませ準備をする
早速お目当ての花を探すが
うんうん咲いている!
ピンクの葯の「ミスミソウ」のところでは、しばらく待つことに。
私の後にも何人かがいたのに、じっくりと向き合われる。
かなり待った!一枚撮っては確認、また一枚撮っては確認と、
気持ちはわかるけれど、譲りあうことも大切かもしれないね?
そんなことはあったけれど、ようやく撮ることができた
うーん!やっぱり愛くるしい!
そして、ここで別のところに行ってみる
普段は車は入れない林道ではあるが、大きな落石で道がふさがれていた
どうにかすり抜けてたどり着いたところで撮ったのは
いつも楽しみにしている「タマゴケ」
「ウグイスカグラ」も忘れずに!
そして別のところでも
「春を告げる妖精(スプリング・エフェメラル)」と言えば、
私にとっては、セリバオウレンと「ミスミソウ」だね!
セリバは厳密には違うようだけれ
そんなことはあまり気にもしないで
できるだけきれいに撮っちゃおうと
それなりには頑張ってみたけれど?
晩夏が楽しみになったりもして
駆け足気味の「英彦山麓」の花散策を済ませて
田川経由で家路へとついた。
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