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台風13号をかわして、奄美大島へ来ました

2008-09-20 12:11:40 | SCUBA diving

昨日19日夕方、仕事を定時に終わらせて羽田空港に直行して鹿児島行きの最終便に乗り、今朝奄美大島へ来ました。台風13号は水曜日に沖縄・奄美の北を通って、この日は四国の南から東海沿岸をノロノロと進んでいましたが、羽田の出発には影響なく、鹿児島到着もほぼ定刻でした。奄美空港からは、奄美大島南部の古仁屋までバスで2時間半かかります。正午にホテルにチェックインし、30分後には器材をまとめてダイビングに出かけました。

天候は晴れ、気温31度、まったく真夏のような陽射しです。大島海峡は台風の余波はまるで感じないベタ凪でしたが、太平洋側に近い三角岩ポイントに近づくと、多少周期の長いうねりが入ってきていました。海中も全体に白く霞がかかったようです。一本目はその三角岩。エントリーしてまもなく、根の根元のオーバーハングに大中小計3匹のハナゴンベがいました。ライトを真っ直ぐに当てると嫌がって穴に隠れますが、遠くに逃げることはなく、すぐに再び出てきてくれる、観察しやすい個体でした。あいにくカメラ不調か光量不足でAFが機能せず、撮影は失敗しました。近くでは、5cmくらいのクロユリハゼの子供がざっと30匹くらい群れていました。海底はちょっとサンゴにも乏しかったのですが、メガネスズメダイの極小から中くらいまでの各種サイズの子供たちが、あちこちに数多く見られました。-6mの根の上にはホンソメワケベラがクリーニングステーションを開店しており、そこに30cm級の大きなタカサゴが4~5匹、入れ替わり立ち代りやってきて気持ち良さそうにクリーニングされていました。

  • Dive #557:  Entry 13:11, Exit 14:12, Dive time 61 min., Max depth 23.5m, Avg. depth 11.9m, 10L steel tank, pressure 190 → 60 bar., Bottom temp 26.7℃, Visibility 15m

2本目は、大島海峡を挟んで反対側、加計呂間島の安脚場西に潜りました。ここは-10~13mの砂地+転石地帯です。-5mまで立ち上がっている大きな根の壁では、ウコンハネガイを見せてもらいました。転石の上をゆっくりと進んでいると、ヒノマルハゼを見つけました。とても警戒心の強いヤツで、すぐに巣穴に引っ込んでしまいます。しかし巣穴の入り口は大きく、しばらくすると巣穴の奥からそろりそろり再び出てきてくれます。しかし、なかなか近寄らせてくれません。

  • Dive #558: Entry 15:16, Exit 16:22, Dive time 66 min., Max depth 13.1m, Avg. depth 9.4m, 10L steel tank, pressure 190 → 70 bar., bottom temp 26.7℃, Visibility 15m
イロブダイ yg ミヤケテグリ ヒノマルハゼ

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