柏島でのダイビングもいよいよ最終日。今日は勤崎とひょっとして勤崎の2本です。
まずは勤崎のハナヒゲウツボ。昨日よりも活発に身を乗り出していました。
すぐ近く、こちらも昨日と同じところにモヨウモンガラドオシがいます。
もう少し水深を下げてアケボノハゼに寄りましたが、今日も不発。そろそろ戻るかな~、と考えながら周囲の岩穴などを覗き込んでいたら、ガイドのまっちゃんはさらに深場の平坦なガレ場へ向けて進んでいます。どうやらナギナタハゼを探しに行ったようです。まっちゃんが見つけたら追いかけて見に行こうと考えて、しばらく様子を見ていましたが、特に収穫もなくまっちゃんも引き返してきたので、浅場へ戻ることにしました。
ひょっとして勤め崎では、20~30mの広い緩斜面一面にイソバナが見事に繁茂していました。
浅場ではホホスジタルミの幼魚がいました。
Uターンしてきた台風6号の影響が出て来始めたのでしょうか、8mより浅い水深では大きなうねりで体が運ばれるので、しっかり体を固定して撮影するのが難しくなってきました。不意に大きく揺られると、サンゴやイソバナなどに当たって傷付けかねないので、もうカメラは収納して、サンゴの枝の間などに可愛らしいチョウチョウウオの幼魚たちや、フジツボの穴から顔を出すギンポたちを観察しました。
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今回のツアーでは、アイスズメダイ幼魚、トウカイスズメダイ幼魚、オビトウカイスズメダイ幼魚、テングチョウチョウウオに初めて出会うことができ、バッチリ写真も撮れました。一方でダイトクベニハゼにはトライしましたが不発に終わり、初お目見えは次回以降にお預けです。
希望したナイトダイブは台風の遠い影響による濁りでキャンセルとなり、ホムラハゼ、ナギナタハゼには今回会えませんでしたが、5日間で全14本の充実したダイビングでした。この海と、そこを知り尽くしてガイドしてくれるAQUASのまっちゃんとぢろーさんに、この場を借りて感謝いたします。