3日間の伊豆大島ダイビングの最後の一本です。3日間とも午前中の一本目は秋の浜の深場へ潜って、減圧停止指示が出てしまっているので-10~20mあたりの生物をゆっくり観察していません。そこで最後はその辺の定番メニューを一通り観察してきました。
まずはカゲロウカクレエビ。 クロガヤに付いている、体調1cmくらいの小さなエビです。あいにくこの日は-20mの海底までうねりがあり、クロガヤもひらひら動いてしまうので私には撮影できませんでした。次はビシャモンエビとムチカラマツエビ。どちらも2cmほどのエビですが、これらは何とか撮影できました。ふと隣のヤギを見ると、1cmほどのガラスハゼも付いていました。
左の砂地の縁にあたる大きな岩陰には、大小のニシキフウライウオのペアがいました。今年の夏からずっと居付いているので、今秋の浜で一番の人気者でしょう。その他、左の砂地との境目の岩場付近には、クロイトハゼ、アミメハギyg、コガネキュウセンyg、ヒメタマガシラ、段落ちではオルトマンワラエビ2匹、モクズショイ2匹も見られました。エキジット口のはしご下では、土砂降りの雨と大波の下でキビナゴの群れと、それを狙うアオリイカが一層緊張関係を醸し出していました。
何はともあれ、久々の再会、嬉しかったです。機会があったら、一緒に潜りましょう!