柏島ダイビングの3日目は、まっちゃんのガイドで1本目ラスベガス、2本目は後浜ブイNo.1、3本目は後浜ブイNo.2.5へ潜りました。心配された台風6号からのうねりは昨日より静かになり、東風は強いものの島陰にあたる後浜では波は0.5mで良好なコンディションです。そして海水温は、海面近くは28℃以上、水深20mまでは27℃くらいあって、海中でも暑いくらいです。
さて、この頃の柏島のトップスターは、ラスベガスの水深30m付近にいる、この体長5cmほどのハナゴンべの子供です。
浅場へ戻ると、あちこちに超可愛い幼魚たちがいます。まずはタキゲンロクダイ。
サンゴの陰にはミスジチョウチョウウオ。
こちらのイソギンチャクの中からガイドさんが掘り出してきたのは、イソギンチャクエビの子供? リアルでは背中の白い模様部分は見えず、クローズアップレンズを通しても胴体部分を識別するのがやっとでしたが、後で写真を拡大してみてスケスケの足と可愛らしい両目がしっかり写っているのを見て、自分でもビックリしました。
マクロ写真を撮るのにカメラばかり覗き込んでいますが、すぐ傍らにはクロホシイシモチが群れ固まっています。
幼魚ではありませんが、ガイドさんが美しいタルタカラを見つけてくれました。タカラガイの仲間は、普段は美しい貝殻を外套膜で覆っていて、触ったり刺激すると外套膜を引っ込めて、このように美しい貝殻を見せてくれます。しかも、結構活発に動き回ります。
2本目の後浜ブイNo.1の岩陰にいたのは、体長10cmくらいのイヤゴハタの幼魚です。
体長2cmくらい、イトフエフキの幼魚だそうです。
マクロ写真家の人気者、バサラカクレエビです。ウミシダの中を逃げ回るのを、ガイドさんが引きずり出して撮影を助けてくれます。
ミヤケテグリ、体長5cmくらい。
コクテンベンケイハゼのペア。
ハタタテハゼ。なぜか2匹とも背びれを食いちぎられています。
ミナミフトスジイシモチ、体長5cmくらい。
クロメガネスズメダイの幼魚、体長3cmくらい。
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この日の夕方、宿泊先の民宿で夕食をいただいている時、女将さんの「きれいな虹が出とるよ~」の声で外に出てみると、端から端までくっきりと虹がかかっていました。