吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

うっかり東京湾2周目 5

2009-09-07 01:05:56 | 日記
海から上がったワタクシ達は、バスで久里浜駅に出て、京急で横須賀中央へ。

前回の「ぐるり」とまったく同じ要領で、横須賀の商店街からドブ板通りを流します。

アメリカっぽい雰囲気がたまらないドブ板通りは、初めての人なら必ず喜んでくれるだろうという場所ではあるのですが、残念ながらこの時は「ぐるり」よりも時間が遅かったようで、しまってるお店が多かったのです。



仕方ないので、夕食にしようということになりました。

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横須賀海軍カレーです!

もともと横須賀は、カレーが名物ということだったみたいですが、最近特にカレーを押してますね。

横須賀中央駅やJR横須賀駅には、マスコット「スカレー」の像が、カレーを手にして立っています。

前回、このスカレー像を見た高倉仮面は、早速海軍カレーのことが頭から離れなくなってしまったようですから、宣伝効果バツグンですね!

ただ、お昼に「はかりめ丼」を食べた時に、ヒロコさんだけはカレーを食べてましたので、大変申し訳なかったのですが、平身低頭でゴリ押ししました。

カレーさん、登場!

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ほとんどがオーソドックスな「海軍カレー」を注文、手前が高倉仮面注文の大盛り、奥のが普通盛りです。

大盛りの大盛り加減がハンパない!

にんじんやジャガイモがごろごろ入った、もったりしたルーのカレーでして、昔懐かしいとかレトロとかじゃなく、あえて古くさい、田舎くさいカレーと呼びたい!

ワタクシは、こういう田舎くさいカレーが大好きなのですよ!

で、味も、よく知ってる古くさい味なんだろうと思って食べてみましたが・・・あれ? 確かにその系統の味なんだけど、なんかすごくおいしい!

これは何かちょっとした秘密があるに違いありません。

普通盛りでも結構量があったのですが、あっという間にバクバクと食べつくしてしまいました。

いやぁ・・・うまかったなぁ・・・。



食後は、JR横須賀駅へ向かいつつ、ヴェルニー公園で夜景を見たりと、これまた前回と同じ流れ。

JR横須賀駅から横須賀線で東京を目指します。

これが今回の東京湾2周目の、最後の移動ですね。

窓の外はスッカリ暮れていまして、真っ暗。

今日1日の疲れが出たか、ヒロコさんやオータ君は寝入ってしまいました。

しかし、なぜか元気なワタクシと高倉仮面は、あれはどういうキッカケでそうなってしまったのか、いつの間にか「駅名でダジャレを作る」ということに夢中になってしまったのです。

いや、理由なんかわかりません。

ワタクシ達も疲労からハイになっていたのかもしれませんね。

ともかく、ワタクシができることは、デタラメにわめき続けたダジャレのうち、比較的マシだと思えるものをここに書いておくことくらいだと思うのです。

笑えるかどうかとか、そんなことは知りません!


・大船

  「おおふなノッポの観音様」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

    大船の名物を詠み込むところに格調の高さを感じる名作である。名作なの!


・戸塚

  「お父かーん!」「おお、お凸か!」(高倉仮面)

  <解釈>

   「とつか」が2回出てくるお得な作品。しかし「お凸」って名前はヒドすぎる・・・。


  「とつか、とつぁれるか」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

   「食うか食われるか」の雰囲気で。モチロン意味などないわけだが、本人だけはお気に入りの作品。

   「とつぁれる」って何だよ・・・。


・東戸塚

  「あ、おれ、芸能界とか結構強いッスよ。ほら、少年隊っているじゃないスか。あれのヒガシとツーカーなんスよ!」(高倉仮面)

  <解釈>

   「ヒガシとツーカー」のリズムはおもしろいが、ヒガシとツーカーって、お前、何歳だよ!?    
   

  「べらんめえ! 3つとも火をつけとけって言ったのに、火がしとつっかついてねえよ!」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

   「火がしとつっか」を成立させるために、「べらんめえ!」だけで江戸っ子という設定を主張する強引さが魅力。

    しかし、本当は江戸っ子なら「しがしとつっか」という発音になるはず・・・?


・保土ヶ谷

  「おみゃーさん、ホントにアホどがや」(高倉仮面)

  <解釈>

    これまた、設定を名古屋にしなければいけないため、呼びかけが「おみゃーさん」になる。細かいことだが、これが重要。


  「ほどがや手が出るほどほしいがや」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

    ダジャレが不思議なのは、上手さのない、強引な力技であるほどハマればおもしろいところ。

   「喉から」を「ほどがや」と言ってしまうなんてのは、まさにそれと言えよう。

    最後の「がや」は「出るほど」の「ほど」を受けているものだが、高倉仮面の作品の名古屋設定を勝手に受け継いでいる。


・新川崎

  「新川崎に住みたくて、とうとう引越ししてしまったロシア人3姉妹。

   ヒコスワ・シンカースキー、スンデルワ・シンカースキー、スマイワ・シンカースキー」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

    いくら強引な方がおもしろいとは言え、これは典型的な「ダメな強引さ」の見本。

    この作者は、苦しくなると「勝手に外国人の名前シリーズ」に逃げるという悪い癖がある。


・西大井

  「この夏は雨が多くて、にしおおい時間が短く・・・」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

    字にすると解りづらいが「日照時間」とかけているわけである。

    いや、本当に口で言ってる分にはキレイな、いいダジャレなんだってば!


  「祭りだ、祭りだ! にっしょい、にっしょい!」(吉田ナゴヤ)

  <解釈>

    ホント、ごめんなさい。正直、勢いだけでした・・・。



こんなので、ゲラゲラ笑っていたのですから、ワタクシ達もホントは疲れていたのでしょうね・・・。

そして、横浜、川崎、品川、など、メジャーな駅名ほど、いいダジャレができませんでした。なぜ?



さて、電車も東京へ戻ってきまして、いよいよ旅も終わりが近いわけです。

オータ君が、この後飲み会があるとかで、新橋に集合ということでしたので、みんな新橋で電車を降りました。

今日一日が楽しくて、なんとなーく別れづらい雰囲気のところへ、


オ「集合までまだ30分くらいあるんですよ」


ってことでしたので、ここでもう一品追加!

新橋から有楽町まで、山手線の高架下に広がる「インターナショナルアーケード」を歩いてみました!
         
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この商店街は、東京オリンピックでの外貨獲得を狙って昭和37年にできたそうです。

今やほとんど人の姿を見かけることもなく、完全に時代から取り残されたような雰囲気で、東京の中心部にこんなところがあるのが不思議。

こういう、少し前の時代の驚くべき古さを感じさせるものというのは、見ていると虚しい気持ちになる反面、何とも言えない魅力があると思います。

行こうと思えばいつでも行ける手軽さもあって、オススメのスポットなのですが、この魅力が解ってもらえるでしょうか・・・?



有楽町近辺まで歩いて、また新橋に戻っていくと、ちょうどオータ君の待ち合わせ時刻になりました。

結局最後まで、手ぶら革靴でこの遊びに参加し続け、笑顔も消えることがなかったオータ君。

ぜひまた、懲りずにわれわれの遊びに付き合ってほしいものです。

全員でオータ君を見送ったあと、他のメンバーはそれぞれ乗る電車に別れて、家路に着いたのでした。



今回も全部で15時間、総移動費4000円超。

笑えるシーンあり、笑えないシーンもあり。

工場だったり、田舎だったり、漁港だったり、観音だったり、カモメだったり、カレーだったり、ダジャレだったり、アーケードだったり、見えない海だったり、言い争いだったり・・・。

とにかくいろんな要素がゴッチャゴチャに詰まった、楽しい1日でした!

そう、ワタクシ達は2周目だし、前回ほど楽しくないかもと思っていたのですが、メンバーも増えてにぎやかでしたし、やることも違ってさらに楽しかったのです!

他のメンバーがホントに楽しかったのか、とか、移動スケジュールがタイトすぎたんじゃないか、とか、遠回りすんな、とか、いろいろ問題点はあるのですが、ともかくワタクシが楽しかった!

これをもって、今回の2周目も大成功と!

まずはそのようにご報告できる内容だったかと思います!

さすがにもう1周する、なんてバカなことにはならないだろうと思うのですが、今はただ


「二度あることは三度ある」


という言葉だけが、少し怖いワタクシなのでした!


それでは、また次回の散歩でお会いしましょうね!

ごきげんよう! さようなら!


<うっかり東京湾2周目・完>



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