ラスベガス3日目は、午前10時前に起床。
着替え終わると、ハウスキーパーさんが来ました。
あわてて枕の下に1ドル札を仕込んで、キーパーさんを招き入れて、作業をしていただきます。
たくさんの部屋があるホテルですので、きっと巡回して掃除をして回るのも大変ですよね。
「チップをありがとう!」
とお礼を言われたので、
「こちらこそ! キレイな部屋をありがとう!」
みたいなことを言います。
いつもは、留守の間にやってもらうサービスですが、やはりお互いの顔を見るというのは、いいもんですね。
外に出てみますと、珍しいことに砂漠の中のラスベガスに雨が降っていました。
とは言っても、目には見えないほどで、顔にかすかに雨粒の感触があるという霧雨レベル。
またもデュースに乗って、ダウンタウンへ向かいます。
昨夜の盛り上がりがすごかっただけに、一夜明けた小雨の朝のダウンタウンというのは、祭りの後のような気の抜けたムードが漂っていますが、それもまたそれで、実にこの街に似つかわしい風情だと思います。
これも「名作看板コレクション」みたいなのの中から、牛乳配達人の看板。
まずはメシを、と思いまして、またも昨夜の「コートヤード」に。
とにかくサラダがタップリ食べられるのがうれしいのですね。
ランチメニューでは、ベイクドポテト、サラダ&スープバーにドリンク付きで5.99ドルという、さらに激安のメニューがあったので、それにします。
ベイクドポテトはどこにあるのか解らないのですが、本命はサラダとスープでしたので、ここぞとそれらを取ってきます。
鶏肉とパラパラしたお米が入ってるスープが、汁気の多い雑炊みたいで、美味しかったのでした。
もう一度サラダバーに行って、フルーツをたくさん取って終わりにしようと思っていますと、ワタクシの担当のウェイトレスさんがやって来て、
ウェ「ベイクドポテト欲しい?」
ワ「ああ・・・はい・・・」
ウェ「持って来るわ」
結局どういうシステムかは解らないまま、ポテトにありついたのでした。
食後、ダウンタウンをまたウロウロしていますと、ラスベガス周辺のアートマップ、というのを見つけまして、それを見ているうちに「ネオンミュージアム」のことを思い出しました。
ああ、そう言えば、いつだったかそんなものがあるって何かで読んだんだよなあ・・・。
その時は「行ってみたい!」とか思ったはずだったのに、忘れてましたよ。
よし! 行ってみよう!
即断即決即行動!
・・・ですが、行き方がよく解りません。
この近辺のバスというとダウンタウンあたりで終点のデュースしか知らなかったのですが、どうもその先へ行くバスもあるみたいですね。
バス停で路線図を調べてみますと、どうやら「113」というバスがそれにあたるようです。
待つほどもなく「113」が来ましたので、ドキドキしながら乗車。
デュースの24時間チケットで問題なく乗り込めました。
ラスベガスのバスには、たまに「セキュリティ」と書かれた制服を着た人が2人組で乗っていることがあります。
何をどう「セキュリティ」する人なのか解りませんが、まぁ、こういう人が観光客によくないことはするまい、と思いましたので、
ワ「ネオンミュージアムに行きたいんですが、どこで降りればいいんですか?」
と聞いてみました。
セ「キャッシュマン」
ニコリともしません。気軽に話しかけたらダメだった・・・?
まぁ、おかげで何とか降りることができたし、よしとしましょうか・・・。
ネオンミュージアムの看板は、モチロンいかしたネオン!
<動画>
はい! せっかく来たんだけど、見学で中に入るには予約しなくちゃダメということで、外から必死に覗き見ることになっちゃいました!
チックショー! 宝の山だったんだけどなあ!
一応、いちばん宝の山っぷりが見て取れるのがこの写真。
高いところによじ登って激写しました!
あひるちゃんとか、スターがキラキラしてる看板とか、どうですか! ステキだなあ!
貴重なネオンが、ほぼホッタラカシで、乱雑に置かれているのが逆に魅力的!
右下に、ワタクシのお仲間がいますね・・・。
チクショー! 次回は絶対予約してくるからな!
英語で予約電話とか、絶対無理っぽいけど!
悪態をつきながらミュージアムを後にしまして、帰りのバスを少し待ってみますが、ダウンタウンまではたいした距離ではなさそうだったので、結局歩いて戻りました。
次は、前回宣伝動画を載せたゲームバー「インサート・コイン(ズ)」に行ってみます。
実は、お店の場所は知っていたのですが、お店のシステムが解らないので、度胸が出なかったのです。
飲み物を注文しなきゃダメなの? 入場料とかかかるの? そもそも入っていいの? 怒られない?
覚悟を決めて突入しますと、入口でパスポートの提示を求められましたが、それも簡単にすんで、あとは勝手にやれば、という空気でした。
飲み物も注文しなくていいみたいで、ブラブラとゲームを見て回ります。
これまた、みなさまにはお解りいただけない、ワタクシのみ大興奮のシーンになるのですが、スゴイ!
懐かしの「ムーンパトロール」というゲームが純正筺体であるなんて!
1982年のゲームですよ! 約30年前!
敬意を表して、これを1回だけプレイして、お店を出ました。
激安「コートヤード」レストランのあるフィッツジェラルドホテルのカジノで、懲りずにブラックジャック。
5ドル台がいい感じに開いていたのです。
ワタクシが入るとほぼ同時に一人のお客さんがプレイを止めてしまって、お客はワタクシと隣のおじいさん2人だけに。
このおじいさんが、真顔で冗談言うタイプの冗談好きで、実にいい感じの人だったのです。
じ「Sometimes we get lucky」
たまたま勝った後、おじいさんが格言のように言うので、
ワ「But , other times・・・?」
と返すと、じいさん、黙って首をかき切る仕草。
イカスなあ!
途中まで勝ったり負けたりで、なかなかいい勝負かとも思ったのですが、最終的にはやはりやられて、
「やはり、ワタクシはギャンブラーではなくゲーマー!」
と思ったワタクシ、初日に訪ねた「PINBALL HALL OF FAME」へ行きたくなりました。
デュースでダウンタウンからはるばるストリップ南のニューフォーコーナーまで移動します。
そこからなら、通りをまっすぐ行くだけですので、そういうバスもあるだろうと思って調べますと、果たしてちゃんととありました。
て言うか、むしろ今まで何でラスベガスのバスはデュースだけだと思い込んでいたんでしょう?
「201」というバスにちょっと乗ると、問題なく「PINBALL HALL OF FAME」に着きました。
ピンボールを楽しく遊びます。
またバスでニューフォーコーナーに戻りまして、じゃあ、今度はやはり初日に訪ねたラスベガス看板のネオン姿を見に行こう、とさらに南行きのデュースの快速版「SDX」に乗ったのですが、これは失敗。
看板の近くに停留所は全くなくて、どう考えてもあそこには車でしか行けないみたいだったのです。
看板のネオンは車窓からチラッと見ましたが、写真に収めることはできませんでした。
仕方なく終点まで乗って、また同じバスでストリップまで戻ります。
「何とかなるだろ!」でやってみても、何ともならないこともあるんですよね・・・。
<つづく>
着替え終わると、ハウスキーパーさんが来ました。
あわてて枕の下に1ドル札を仕込んで、キーパーさんを招き入れて、作業をしていただきます。
たくさんの部屋があるホテルですので、きっと巡回して掃除をして回るのも大変ですよね。
「チップをありがとう!」
とお礼を言われたので、
「こちらこそ! キレイな部屋をありがとう!」
みたいなことを言います。
いつもは、留守の間にやってもらうサービスですが、やはりお互いの顔を見るというのは、いいもんですね。
外に出てみますと、珍しいことに砂漠の中のラスベガスに雨が降っていました。
とは言っても、目には見えないほどで、顔にかすかに雨粒の感触があるという霧雨レベル。
またもデュースに乗って、ダウンタウンへ向かいます。
昨夜の盛り上がりがすごかっただけに、一夜明けた小雨の朝のダウンタウンというのは、祭りの後のような気の抜けたムードが漂っていますが、それもまたそれで、実にこの街に似つかわしい風情だと思います。
これも「名作看板コレクション」みたいなのの中から、牛乳配達人の看板。
まずはメシを、と思いまして、またも昨夜の「コートヤード」に。
とにかくサラダがタップリ食べられるのがうれしいのですね。
ランチメニューでは、ベイクドポテト、サラダ&スープバーにドリンク付きで5.99ドルという、さらに激安のメニューがあったので、それにします。
ベイクドポテトはどこにあるのか解らないのですが、本命はサラダとスープでしたので、ここぞとそれらを取ってきます。
鶏肉とパラパラしたお米が入ってるスープが、汁気の多い雑炊みたいで、美味しかったのでした。
もう一度サラダバーに行って、フルーツをたくさん取って終わりにしようと思っていますと、ワタクシの担当のウェイトレスさんがやって来て、
ウェ「ベイクドポテト欲しい?」
ワ「ああ・・・はい・・・」
ウェ「持って来るわ」
結局どういうシステムかは解らないまま、ポテトにありついたのでした。
食後、ダウンタウンをまたウロウロしていますと、ラスベガス周辺のアートマップ、というのを見つけまして、それを見ているうちに「ネオンミュージアム」のことを思い出しました。
ああ、そう言えば、いつだったかそんなものがあるって何かで読んだんだよなあ・・・。
その時は「行ってみたい!」とか思ったはずだったのに、忘れてましたよ。
よし! 行ってみよう!
即断即決即行動!
・・・ですが、行き方がよく解りません。
この近辺のバスというとダウンタウンあたりで終点のデュースしか知らなかったのですが、どうもその先へ行くバスもあるみたいですね。
バス停で路線図を調べてみますと、どうやら「113」というバスがそれにあたるようです。
待つほどもなく「113」が来ましたので、ドキドキしながら乗車。
デュースの24時間チケットで問題なく乗り込めました。
ラスベガスのバスには、たまに「セキュリティ」と書かれた制服を着た人が2人組で乗っていることがあります。
何をどう「セキュリティ」する人なのか解りませんが、まぁ、こういう人が観光客によくないことはするまい、と思いましたので、
ワ「ネオンミュージアムに行きたいんですが、どこで降りればいいんですか?」
と聞いてみました。
セ「キャッシュマン」
ニコリともしません。気軽に話しかけたらダメだった・・・?
まぁ、おかげで何とか降りることができたし、よしとしましょうか・・・。
ネオンミュージアムの看板は、モチロンいかしたネオン!
<動画>
はい! せっかく来たんだけど、見学で中に入るには予約しなくちゃダメということで、外から必死に覗き見ることになっちゃいました!
チックショー! 宝の山だったんだけどなあ!
一応、いちばん宝の山っぷりが見て取れるのがこの写真。
高いところによじ登って激写しました!
あひるちゃんとか、スターがキラキラしてる看板とか、どうですか! ステキだなあ!
貴重なネオンが、ほぼホッタラカシで、乱雑に置かれているのが逆に魅力的!
右下に、ワタクシのお仲間がいますね・・・。
チクショー! 次回は絶対予約してくるからな!
英語で予約電話とか、絶対無理っぽいけど!
悪態をつきながらミュージアムを後にしまして、帰りのバスを少し待ってみますが、ダウンタウンまではたいした距離ではなさそうだったので、結局歩いて戻りました。
次は、前回宣伝動画を載せたゲームバー「インサート・コイン(ズ)」に行ってみます。
実は、お店の場所は知っていたのですが、お店のシステムが解らないので、度胸が出なかったのです。
飲み物を注文しなきゃダメなの? 入場料とかかかるの? そもそも入っていいの? 怒られない?
覚悟を決めて突入しますと、入口でパスポートの提示を求められましたが、それも簡単にすんで、あとは勝手にやれば、という空気でした。
飲み物も注文しなくていいみたいで、ブラブラとゲームを見て回ります。
これまた、みなさまにはお解りいただけない、ワタクシのみ大興奮のシーンになるのですが、スゴイ!
懐かしの「ムーンパトロール」というゲームが純正筺体であるなんて!
1982年のゲームですよ! 約30年前!
敬意を表して、これを1回だけプレイして、お店を出ました。
激安「コートヤード」レストランのあるフィッツジェラルドホテルのカジノで、懲りずにブラックジャック。
5ドル台がいい感じに開いていたのです。
ワタクシが入るとほぼ同時に一人のお客さんがプレイを止めてしまって、お客はワタクシと隣のおじいさん2人だけに。
このおじいさんが、真顔で冗談言うタイプの冗談好きで、実にいい感じの人だったのです。
じ「Sometimes we get lucky」
たまたま勝った後、おじいさんが格言のように言うので、
ワ「But , other times・・・?」
と返すと、じいさん、黙って首をかき切る仕草。
イカスなあ!
途中まで勝ったり負けたりで、なかなかいい勝負かとも思ったのですが、最終的にはやはりやられて、
「やはり、ワタクシはギャンブラーではなくゲーマー!」
と思ったワタクシ、初日に訪ねた「PINBALL HALL OF FAME」へ行きたくなりました。
デュースでダウンタウンからはるばるストリップ南のニューフォーコーナーまで移動します。
そこからなら、通りをまっすぐ行くだけですので、そういうバスもあるだろうと思って調べますと、果たしてちゃんととありました。
て言うか、むしろ今まで何でラスベガスのバスはデュースだけだと思い込んでいたんでしょう?
「201」というバスにちょっと乗ると、問題なく「PINBALL HALL OF FAME」に着きました。
ピンボールを楽しく遊びます。
またバスでニューフォーコーナーに戻りまして、じゃあ、今度はやはり初日に訪ねたラスベガス看板のネオン姿を見に行こう、とさらに南行きのデュースの快速版「SDX」に乗ったのですが、これは失敗。
看板の近くに停留所は全くなくて、どう考えてもあそこには車でしか行けないみたいだったのです。
看板のネオンは車窓からチラッと見ましたが、写真に収めることはできませんでした。
仕方なく終点まで乗って、また同じバスでストリップまで戻ります。
「何とかなるだろ!」でやってみても、何ともならないこともあるんですよね・・・。
<つづく>